ホンダ新型「“スポーティ”インテグラ」市販版公開

　2024年3月7日、ホンダと広州汽車の中国合弁会社「広汽本田汽車」（以下、広汽ホンダ）は、深センで開幕したカスタムカーの祭典「2024 Shenzhen International Custom Modified Car Trade Exhibition」に出展し、4ドアセダン「インテグラ無限エディション」を披露し、同日から発売すると発表しました。

　インテグラは1985年に「クイントインテグラ」としてデビュー。4代目まで日本でも販売され、なかでも高性能モデル「タイプR」は走りにこだわるファンから絶大な支持を得ました。

　現在、中国で販売されているインテグラは5代目にあたり、世界戦略車「シビック」（11代目）の姉妹車です。

　ボディタイプは4ドアセダンと5ドアハッチバックの2種類。ボディサイズは全長4689mm×全幅1802mm×全高1415mm、ホイールベース2735mm。

　パワーユニットは1.5リッターターボエンジン（最高出力182ps／最大トルク240Nm）または2リッターハイブリッド（最高出力141ps/最大トルク182Nmの2リッター直4エンジン+最高出力184ps／最大トルク315Nmのモーター）。1.5リッター車のトランスミッションはCVTまたは6速MTとなっています。

　インテグラ無限エディションは、ホンダ車のアフターパーツを専門に手がける「無限」ブランドの各種パーツをまとうスポーティなドレスアップモデルです。

　2023年11月にコンセプトモデルが公開されており、今回、若者をターゲットとする新グレードとして市販化されました。

　4ドアセダン・1.5リッター・CVT車をベースに、フロントアンダースポイラー、サイドスカート、リアアンダースポイラー、リアスポイラー、17インチアルミホイール、スポーツデュアルエキゾーストパイプ、無限エンブレムなどを装備。

　すべてがボディ同色ではなく、部分的にブラック塗装が施されているため、全体が引き締まった精悍な印象となっています。価格は15万7900元（325万円）です。