日産「新型最上級SUV」発売へ! 430馬力超えの「スポーツモデル」発表 標準モデルの「アリア」からどう進化した?
日産「アリアNISMO」は、通常モデルと比較してどういった点が進化したのでしょうか。
電動車をけん引する日産ならではのチューンが施された
2024年1月のカスタムカーイベント「東京オートサロン」で発表された日産 新型「アリアNISMO」。
日産の電動車ラインナップの中でもフラッグシップと言える「アリア」に加わったNISMOは、標準モデルと比べてどのようなポイントが異なっているのでしょうか。ハイパフォーマンスに進化したその詳細を見ていきます。
通常、メーカーがラインナップするこうしたスポーツモデルとなると、エアロパーツをはじめとした外装パーツの変更がメインだと思ってしまう人も多いかもしれません。
しかし、新型アリアNISMOはメーカーワークスチューンの電動車だからこそできたチューニングが施されているのが特徴で、その中でも驚かされるのが専用にチューニングされたパワーユニットです。
ベースとなったノーマルのアリアに対し、最高出力をなんと約10%も向上させています。
これにより、91kWhのバッテリー搭載グレード「B9」では320kW(435PS)、バッテリー容量66kWhの「B6」グレードでも270kW(367PS)という最高出力を実現しています。
もちろん、ただ単純に最高出力を高めるだけではなく、レスポンスを最大限に高めてモーター駆動ならではのリニアな加速力をフルに発揮するチューニングが施されたことで、制御面でもハイパフォーマンスな電動車を味わえる仕様となっています。
そして、NISMOとしては初めて日産の電動駆動4輪制御技術である「e-4ORCE」にチューニングが施されました。
「NISMO tuned e-4ORCE」と名付けられたそのメカニズムは、限界走行時において、より高いライントレース性を実現するものとなっています。
主力ミディアムSUV「エクストレイル」などにも搭載された従来のe-4ORCEは、あらゆる路面において、ドライバーが安心して運転できるような緻密な制御が売りでしたが、そこに限界走行時の運転の楽しさも加わった形となります。
また、日産だからこそ出来たポイントとしてはオプションで用意されている「EVサウンド」が挙げられます。
これはFormula E マシンの高揚感を彷彿とさせるサウンドを再現するもので、そのほかにもFormula Eの知見やノウハウが生かされているのですが、これはFormula Eに参戦している日産だからこそできたチューニングと言えるでしょう。
エクステリアは軽量かつ高剛性な専用の20インチアルミホイールとエアロパーツを装着。エアロパーツはダウンフォースはもちろん、EVとして大切な空気抵抗に関しても低減する工夫が施されているのです。
足回りを中心にシャシーを構成する各部品にもNISMO専用チューニングが施されており、車両の安定性とステアリング操作時の回答性が高められ、軽快かつ滑らかな走りを実現しています。
「GT-R NISMO」や「フェアレディZ NISMO」など、ほかのNISMOモデルももちろん魅力的なのですが、今後主流になっていくであろう電動車のチューニングにおいても、自動車メーカーだからこそ実現できるパフォーマンス向上を行っているモデルが新型アリアNISMOなのです。
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新型アリアNISMOの正式発表は2024年春を予定しています。
NISMOも馬鹿の一つ覚えで、NISMOにしただけでみんな同じ車にしか見えない。
逆に古臭く見えるし、飽きてくる。
アリアB6 乗ってますが、コスパはさくらの方が上かも、サクラも乗ってます。
アンチコメ草
興味はありますが、
まずは通常のアリア再受付開始と
その際の車両価格が気になります。