トヨタが「新ビジョン」を発表した場所はスゴい所だった? グループ創業の地「トヨタ産業技術記念館」とは
トヨタグループ全体のビジョン「次の道を発明しよう」が2024年1月30日に発表されました。その発表された場所にはどのような意味があるのでしょうか。
トヨタグループの色々が見られる「トヨタ産業技術記念館」とは
トヨタは2024年1月30日にグループ全体のビジョン「次の道を発明しよう」を発表しました。
その発表の場は、トヨタ産業技術記念館という場所ですが、どのような所なのでしょうか。
トヨタ産業技術記念館は「研究と創造の精神」と「モノづくり」の大切さを広く社会に伝えて、社会の発展に寄与することを目的したトヨタグループ17社が共同で設立・運営する施設です。
1994年に開館した同施設は2024年で30周年を迎えます。
この場所は、トヨタグループ発祥の地となり、大正時代の工場を産業遺産として保存しています。
施設にある「繊維機械館」では、近代日本の発展を支えた繊維産業の歴史に関連する展示や実演が行われており、「糸紡ぎ」「ガラ紡械」といったものから木製人力織機、現代の電子織機。金属加工の例として鍛造やプレスなどをみることが出来ます。
また「自動車館」では、繊維機械から自動車と変わっていく創業期から現代の自動車技術の変遷など、実車や実機に触れることで学ぶことが出来ます。
実際には「トヨダ AA型乗用車」や「G1型トラック」といった創業期のものから、電動化を象徴する「プリウス」なども展示。
その他、トヨタの「2000GT」や「初代セルシオ」、「初代ソアラ」、「初代セリカ」、さらにはレクサス「LFA」なども見ることが可能です。
なお毎年6月に開催される開館記念イベントでは前述の貴重なクルマが走行する機会もあります。
また敷地内にはトヨタグループ館と呼ばれるものが存在。ここは1925年に建て替えられた旧豊田紡織本社事務棟を当時の状態に修復したものです。
ここは、豊田自動織機製作所(現・豊田自動織機)やトヨタ自動車工業(現・トヨタ自動車)の創立総会も開催されるなど、グループの生成・発展に重要な役割を果たしていました。
なお現在トヨタグループ館には、トヨタグループの創始者・豊田佐吉の考えを整理・成文した「豊田綱領」も展示されています。
そんなトヨタグループとして重要な地であるトヨタ産業技術記念館で冒頭のとおり、新たなグループビジョンが以下の通り発表されました。
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【ビジョン】
次の道を発明しよう
【心構え】
誰かを思い、力を尽くそう。
仲間を信じ、支えあおう。
技を磨き、より良くしよう。
誠実を貫き、正しくつくろう。
対話を重ね、みんなで動こう。
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昨今、トヨタグループは日野、ダイハツ、豊田自動織機の不正問題で注目を集めています。
そうした時だからこそ、トヨタグループで働く全員が同じ目線と価値観をもって未来に向かうためのビジョンが必要です。
今後、トヨタグループがどうビジョンに向かって動いていくのか、世間は注目しています。
あらあら早速ありがとう挙げ記事ですねー。
いくら金もらった?それとも圧力かな?わざとらしいタイミングで記事出すとそう思われるから注意な。だいたいトヨタグループの連中は行き飽きてる場所なんだよ。改めてレポするな。だから挙げ記事だろ?金もらった?圧力あった?