6年ぶり全面刷新のスズキ「新型軽ワゴン」登場! もはや“高級車”な「豪華装備」多数採用! 「新型スペーシア」の軽クラス超え装備とは

2023年11月に新型が登場したスズキ「スペーシア」では、もはや“高級車”とも呼べる充実した装備が特徴です。どういった内容となっているのでしょうか。

少し前の高級車を凌ぐほどの充実装備

 2023年11月に3世代目となる新型が登場となったスズキ「スペーシア」。
 
 現在軽自動車のジャンルでは最も人気となっている「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるクルマで、高い全高を活かした広い室内空間が人気の1台です。

上級車種並みの装備となった新型「スペーシア」
上級車種並みの装備となった新型「スペーシア」

 軽自動車というと、全長3.4m×全幅1.48m×全高2m以内という限られたボディサイズ規格と、660ccの排気量の枠内で作らなければならないため、普通車よりも格下に見られることも少なくありませんでした。

 しかし、近年の軽自動車は高性能化が進んでおり、今回の新型スペーシアにはもはや上級車種並みの装備も多く備わっているのです。

 もともと軽自動車は前2席を中心に使用し、リアシートはあまり使われないものとされていましたが、スペーシアに代表されるスーパーハイトワゴンではリアシートの使用率も高いということで、新型ではリアシートの居住性にもかなりこだわりを見せています。

 その代表格と言えるのが、「マルチユースフラップ」と呼ばれるリアシートの座面に組み込まれたアイテムです。

 フラップの位置や角度を調整することで、オットマンとして活用したり、足のサポートとしても使用できたりするほか、上向きにすればシートの上に置いた荷物の落下防止にもなるという優れもの。

 もともと足元スペースの広いスペーシアだけに、これを活用すればリアシートでの快適性が大きくアップします(一部グレードを除く)。

 また、前席背面には「パーソナルテーブル」が備わり(こちらも一部グレードを除く)、ドリンクホルダーのほか、大型のタブレットやスマートフォンを立てかけることができるタブレットストッパーも備わっているほか、後席用のUSB電源ソケットも設置されているので、ちょっとした待ち時間でも退屈せずに過ごすことができるのも魅力的です。

 さらに、先代スペーシアでも好評だったリアサーキュレーターやロールサンシェードも継続設定されているため、ベーシッククラスに属するコンパクトカーのリアシートよりも、くつろげる空間になっていることは間違いないでしょう。

 それ以外にもスズキの軽自動車としては初装備となるステアリングヒーターや、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド機能なども採用。

 それに伴ってアダプティブクルーズコントロールも全車速追従機能と停止保持機能もプラスされ、ステアリングサポート付きの車線維持支援機能も設定されるなど、ひと昔前の高級車をも上回る装備内容となっているのです。

 これらの装備を備えたモデルでも、新車価格(消費税込)は176万5500円からと、200万円以下で購入できるのですから、人気になるのもうなづけます。

 実際、スペーシアを購入するユーザーは若いファミリー層だけでなく、大型ミニバンからのダウンサイジングユーザーも少なくないようですから、そういったユーザーからしても見劣りしない装備を持っているといえるでしょう。

【画像】「えっ…!」 これが「高級車並みの豪華装備」です!(30枚以上)

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. 軽自動車で高級を目指す必要あるのか、安くて使い勝手が良ければいいんじゃないの、今の軽自動車は高すぎるし、装備良くなると重くなって燃費も悪くなるし、

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー