「あれ…給油口どこ!?」クルマの給油口の位置「右と左」で迷ったら? 給油レーンで慌てない「車内からでも確認できる方法」とは
レンタカーや代車など、普段乗り慣れないクルマで給油する時、ガソリンスタンドに着いてから給油口が左右どちらにあるか分からず焦ってしまうことがあります。そんなとき、実は運転席からでも給油口の位置を確認する簡単な方法が存在します。
給油口が左右どちらにあるか一目で分かる!
レンタカーや代車を借りた時に、普段乗っているクルマとの違いに戸惑うことがあります。
とくに、給油口の位置を確認しないままガソリンスタンドに到着してしまい、給油レーンに入る際に、給油口が左右どちらにあるか分からず焦ったという人もいるでしょう。
スタッフが給油を行ってくれるフルサービスの店舗であれば、スタッフによって適切なレーンに誘導されますし、給油ノズルが天井からぶら下がっているタイプの店舗ならクルマの向きを気にする必要がありません。
また、自分で給油作業を行うセルフ式ガソリンスタンドでも「どちら側からでも給油できます」というような表示のある店舗では、給油ノズルを長く伸ばせるため、給油口の位置を気にせずレーンを自由に選ぶことが可能です。
しかし、両側から給油できる店舗は限られており、多くの場合、クルマの給油口を給油機の側にして停車する必要があります。
普段乗り慣れた自分のクルマなら、給油口の位置は気にするまでもありませんが、いつもとは違うクルマで左右どちらに給油口があるかわからない場合、運転席からバックミラーやサイドミラーで確認することは困難です。
しかし、実はクルマを降りることなく運転席に座ったまま、給油口が左右どちらについているかを確認する方法があります。
それはメーターパネル内にある燃料の残量メーター付近。
給油機のアイコンが描かれていますが、その横に描かれた三角のマークが、給油口のある方向を示しているのです。
この三角マークが「→」のように右を向いていれば給油口が右側に、「←」と左を向いていれば左側にあることが分かります。
クルマの給油口とは、左右どちらに設けるかについてはとくに決まりがなく、メーカーごとに傾向があるものの、基本的には車種によって異なるため、一概にどちら側とは言えません。
自動車の保安基準でも「燃料タンクの注入口及びガス抜口は、排気管の開口方向になく、かつ、排気管の開口部から 300mm以上離れていること。」と規定されているのみで、給油口の左右の位置については制限がないのです。
普段乗り慣れないクルマで給油する時は、ガソリンスタンドに向かう前に給油口の位置を確認しておくと安心ですが、もし確認し忘れたとしてもこの「給油機のアイコンの横の三角マーク」の意味を知っておけば慌てる必要はありません。
ただし、この三角のマークは現在販売されている国内メーカーほとんどのクルマには表示されているものの、法令で定められた表示ではなく、輸入車の中にはついていない場合もあるため、やはりガソリンスタンドに向かう前に確認しておくと安心でしょう。
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