まさかの「レクサスハイエース」に遭遇!? ド派手な「金ピカ内装」の11人乗り仕様が凄い! 5時間400km乗った印象はいかに
タイでは日本と違う移動の足としてトヨタ「ハイエース」の高級仕様「ベンチュリー(ハイエース200系)」で送迎されることがあります。今回レクサスバッチを付けたモデルに乗ることができました。
レクサスバッチを付けた「ハイエース(ベンチュリー)」とは?
タイでは日本と違う日本車に出会うことができます。
その中で移動の足としてトヨタ「ハイエース」の高級仕様「ベンチュリー(ハイエース200系)」で送迎されることがあります。
日本で働くクルマの代名詞となるハイエース。
一方、タイでは送迎用途で活躍しており、主に街中で見かけるのは2005年に登場したハイエース200系をベースに高級仕様に仕立てたのがベンチュリーです。
エクステリアは、ミドルルーフ&ワイドボディのハイエースワゴンとなります。
そのため見た目だけでは日本にあるハイエースとあまり違いはありません。
しかしながら、タイでは独自のカスタマイズが定番となっており、エアロや社外ホイールを装着しているものや、中にはレクサスバッジを付けたものもありました。
また象徴的なのは内装の豪華さです。
タイの送迎に使われるハイエース/ベンチュリーはとにかく派手な加飾が施されています。
今回乗車した仕様もブランド表皮のシートに加えて、ルーフは金色に塗られ、至るところに加飾がされています。
さらには「VIP」と書かれたカラフルな室内灯がバブルぽさを感じさせました。
乗り心地は、日本のハイエースをベースにしていますが、足回りはタイ用に変わっているようです。
タイでは日本や他の国と違いアスファルト舗装ではなくコンクリート舗装が多いのが特徴となります。
これはタイの暑さによる耐久性や維持費の関係から約20年は持つとされるコンクリート舗装が採用されているようです。
そんなハイエース/ベンチュリーの乗り心地は、コンクリート舗装独特の路面からの細かな凹凸からの振動や、段差毎の縦揺れ、突き上げた際の衝撃など気になる部分はあります。
しかし、日本のハイエースよりは移動時の不快感も少なくさすがは送迎用と言えるレベルです。
今回、タイ北部のブリラムから首都バンコクまでの約400km、5時間という道のりをベンチュリーで走りました。
後席に乗り続けた印象としては、「想像よりは快適」というものでした。
※ ※ ※
なおタイでは2019年にベンチュリーの後継モデルとして「マジェスティ」を発表しました。
マジェスティは、アジア地域を中心に販売されているハイエース300系の乗車版です。
ハイエース200系とは異なり、セミボンネット化されたパッケージングで、エンジンはフロントに配置されています。
またハイエース、ベンチュリー、マジェスティ以外にもトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」やレクサス「LM」もタイでは見かけます。
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