違反になるかも? 軽く押すと「自動でチカチカ」 3回は不十分? 普及進む「ワンタッチウインカー」とは
軽くワンタッチするだけで複数回点灯する、ワンタッチウインカー。最近では徐々に普及してきていますが、その機能については賛否両論あるようです。
ワンタッチウインカーって何?どのようなときに使えばいいの?
近年、「ワンタッチウインカー(ワンタッチターンシグナル)」を純正採用するモデルが増えてきました。
これは1回レバーを押すとウインカーが3回や5回点滅し、そのまま勝手に消えてくれるという機能です。
この機能は、どのような場面で使えばよいのでしょうか。

クルマを走行中のとき、左右に曲がりたいときや車線変更をする際は、行きたい方向を示すために、ウインカーを点灯させて第三者に知らせることが交通ルールで定められています。
基本的な国産の右ハンドルのクルマにおいては、ハンドルの右横についているレバーを上にあげると左のウインカーが、下にさげると右のウインカーが点灯するようになっています。
この場合、1度点灯し始めたウインカーは勝手には消えず、手動で戻すか。ハンドルをまっすぐに元に戻すことで消灯する仕組みです。
一方で、ワンタッチウインカーの場合は、レバーを軽く押すだけで複数回点滅し、その後自動で消えるという仕組みになっています。
国産車でワンタッチウインカーが普及した際には多くのモデルで「3回点灯」が主流でしたが、最近では最低5回は点灯するものが多くなっているようです。
またヒョンデ「コナ」では設定によって、ワンタッチウインカーを「オフ」「3回」「5回」「7回」と任意で変更することが可能となっています。
そんなワンタッチウインカーですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まず、戻し忘れの心配がないというのが大きな点です。
車線変更の際など、ハンドルを切る量が少ない場合、ウインカーが自動で元に戻らないことがあります。
実際、ウインカーがついたままなのに気づかないまま走行しているクルマを見かけることも。
ワンタッチウインカーは複数回点灯したら自動で消えてくれるので、こうした事態を避けることができます。



















