オデッセイ顔の日産「シルビア」実車展示! 白黒「パンダトレノ」&1500馬力超え「トヨタトラック」も! 驚きのクルマたちとは

オデッセイ顔!? 謎のシルビアも発見! どんなクルマ?

 また注目を浴びるのはスポーツカーだけではありません。

 エンジンオイルや添加剤を手がける「アムズオイル」では2JZ-GTE型3リッター直列6気筒エンジンに換装された1991年式のトヨタ「ハイラックス」がお披露目されました。

 エンジンはクランクからロッド、カムなどすべてに手が加わっており、ギャレット製G45-1500と組み合わせたことで最高出力は1300 hpに達する仕様とのこと。

 また、トランスミッションには6速シーケンシャルトランスミッションを搭載しています。

 エクステリアは米国トヨタが開発したマシンでお馴染みとなる「赤・橙・黄」の3色デザインが施されており、とても目を引くビルドでした。

1300馬力超えたトヨタ「ハイラックス」が凄い!(撮影:加藤博人)
1300馬力超えたトヨタ「ハイラックス」が凄い!(撮影:加藤博人)

 最後に会場内にはホンダ「オデッセイ(RB1)」のヘッドライトをシルビア(S13)などに移植した「オデビア」も展示されていました。

 ベースとなるのは右ハンドルのシルビアコンバーチブルで、外装は派手なラメ入りのピンクカラーをまとっています。

 エンジンルームにはイチから組み直したマツダの13Bロータリーエンジンを搭載していると言います。

※ ※ ※

 今回紹介したカスタムカーは、SEMAショーが誇るエキゾチックさのほんの一部でしかありません。

 これ以外にもクルマ・エンジンの国籍を問わない、多種多様なカスタムカーやチューニングカーがSEMAショーではお披露目されています。

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Writer: 自動車ライター加藤博人

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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