「子どもの性被害」防止にアイシン&立命館大学&京都トヨタが協力! 自動車業界で取り組む「地域の安全安心マップ」とは
街に出て危険な箇所を自分の目で確認!
そして、グループに分かれ、インスタントカメラ「チェキ」と地図を持ち、写真を撮りながら指定されたルートを歩きます。
グループにはそれぞれ立命館大学の研究室の学生が付き添ったのですが、普通に歩くと15分程度の道のりであるものの、親子で危険な場所を確認し、写真を撮りながら歩くのでかなり時間がかかります。
筆者(吉田由美)も同行させてもらいましたが、交通安全や防犯など「安全安心」という観点で見ると、街中が危険だらけ。
たとえば防犯面だと、日中なのに人通りが無いとか、公園に伸びた雑草がたくさん生えている場所があるなど、普段はそこまで気にしていなかったことでも、改めて危険ポイントが潜んでいたことが再確認されます。
また交通安全の面では、駐車場の出口が多かったり、歩道と車道を分ける白線の無い場所が多かったりなど、やはりさまざまな危険な場所が確認できました。
スタート地点の京都トヨタ/GTガレージ京都伏見に戻ってからは、グループ(親子)で撮った写真を使って大きな地図に「安全安心マップ」を手書きで書き込むお絵描きタイムです。
親子で一緒に作りますが、主導権は子ども。みんな夢中になって書き込んでいて、なかには大人の方が熱くなっているチームもあり、思った以上に盛り上がっています。
完成したらそれをグループごとに発表。それぞれのプレゼンテーションは、同じテーマでも大人目線と子ども目線でも違うことに気づかされますし、子どもごとに個性があってユニークで面白いものです。そして参加した大人は誰もが、街には危険が想像以上に多いことを実感していたのが印象的でした。
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今回のイベントを通じて、街が危険にあふれていることを、子どもも大人も認識することができました。
専門家から話を聞き、実際に街を歩いて危険個所を確認することで、安全安心の意識や社会の見守りが重要だと感じることができたのではないでしょうか。
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