トヨタ新型「コンパクトカー」登場! “新”ハイブリッド搭載でめちゃ速くなった!? GRSも用意の「ヤリス」西に登場
トヨタのスペイン法人は、コンパクトカー「ヤリス」の新たな2024年型を発表しました。どのような変化があったのでしょうか。
新ハイブリッド搭載!トヨタ新型「ヤリス登場」
トヨタのスペイン法人は、コンパクトカー「ヤリス」の新たな2024年型を発表しました。
ヤリスは、日本国内でかつて「ヴィッツ」として販売されていたコンパクトカーで、その初代モデルは1999年1月13日に登場。以降、2005年に2代目、2010年に3代目が登場しましたが、2020年には販売を終了し、同年のフルモデルチェンジで車名が世界共通の「ヤリス」に変更されました。
現行モデルは、このときに登場した4代目です。
ボディサイズは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm。欧州市場では「アイゴX」よりも、日本市場では「パッソ」よりも一回り大きなサイズ感です。
今回新たに登場した2024年型は、上位グレードとなるプレミアエディションと、スポーティグレードとなるGR SPORTに、第4世代ハイブリッドをベースに電気モーター・ジェネレーターを大型化・高性能化した新たな第5世代ハイブリッドシステムの新型トランスアクスルの採用や、パワーコントロールユニット(PCU)のソフトウェアとハードウェアの見直しを行った新パワートレインを搭載。
システム総合出力は116馬力から130馬力へと向上するほか、トルクも141Nmから185Nmへと上昇しています。
これにより、0-100km/h加速は9.2秒を達成するほか、80-120km/h加速も7.5秒と、加速性能が進化。より力強く、ダイナミックな走行が可能となりました。
また2024年型では、安全性先進安全装備も追加および改良。最新世代のToyota Safety Senseを搭載し、無線ソフトウェアアップデートも組み込まれ、Toyota Safety Senseとマルチメディアシステムの機能を簡単にアップデートできるようになりました。
さらに、新しいカメラとレーダーにより、事故リスクの検出範囲を大幅に増加。たとえば、プリクラッシュセーフティシステム(PCS)は、歩行者、自転車、さらにはオートバイを含む、より広範囲の物体や車両を認識できるようになりました。
前方車両との衝突の危険を検知した場合に急加速を抑制する「加速抑制機能」や、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)、緊急運転停止システム(EDSS)なども追加しました。
コネクテッド機能は、トヨタスマートコネクトシステムを全グレードに標準装備。エントリーグレードとなるSエディションは9インチのマルチメディアスクリーンが標準化されました。
また、スマートフォンをクルマの鍵として使用できるデジタルキーも標準化し、利便性を高めました。
価格は、2万2300ユーロ(約351万円)から、新エンジンを搭載したGRスポーツは2万8050ユーロ(約441万円)から、プレミアエディションは2万9750ユーロ(約468万円)からです。
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