救急車のサイレン「聞こえない」は違反? なかには「聞こえづらい…」の声も 後続車に知らせる“有効な合図”とは?
確実に救急車に気付ける? 後続車への合図とは
そうしたドライバーのためにも、救急車が近付いて来た際に取る行動のひとつに「ハザードランプの点灯」が挙げられます。
ハザードランプというと、例えば高速道路で渋滞に気付いた時や事故・故障などやむを得ない事情で停止する場合など、周囲に危険を知らせる際、合図を送る際に使用するものです。
このため、救急車が近付いた時の合図としての利用は本来の定められた使い方とはいえませんが、後続車に知らせる合図として示すひとつの手段といえます。
実際に滋賀県の湖南広域消防局はウェブサイトで、以下のように案内しています。
「周囲の車両にできる限り早く気付いてもらえるよう、サイレンや前照灯の切り替えなどを活用しています。
安全に優先走行させていただけるよう、マイクによる広報を実施し走行します。
ハザードランプを活用し、救急車に気付いていることをお知らせいただけると、より安全に走行させていただけるものと考えています」
※ ※ ※
救急車が近付いて来た際は、「道路の左側に寄って一時停止する」、また気付きにくいというユーザーのためにも「ハザードランプの点灯」を心掛けると良いでしょう。
傷病者を少しでも早く医療機関へ搬送するためにも、救急車を見かけた際は交通ルールの順守と思いやりを忘れない運転を心掛けましょう。
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「ハザードランプの点灯」なんかしたら、あたまのいかれた後続車ドライバーが、追越しを仕掛けるので危険じゃないのかな。