飛行機や船にも「ナンバープレート」は付いてるの? 意外と知らない“クルマ以外の乗り物”の「識別方法」とは!
じゃあ「船」はどうなのか?
船も飛行機同様、「船舶番号」というナンバープレートのようなものが存在します。
日本では、「船舶原簿」というものに船の「大きさ」「所有者」、そして義務付けられている定期検査の情報を登録し、すべての船を管理しています。
国内の船は必ず申請・登録を行い、日本船舶としての国籍を証明する船舶国籍証書の交付を受けなければなりません。
このときに発行されるのが「船舶番号」です。
船舶番号はクルマのナンバープレートと同じく、必ず船体の見やすいところに表示しないといけません。
例えば、大型船舶(総トン数20トン以上)は船籍、船名、船舶番号を、小型船舶(同20トン未満)は定期検査済年票と船舶番号で構成された「船舶検査済票」と、都道府県名、次回の検査時期を示すステッカーを船体に貼り付けます。
国に登録し、個別の番号が発行され、さらに定期的な検査が義務付けられているのは、クルマの車検と似ていますね。
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このように、飛行機や船にもクルマのナンバープレートと同じような役割のものが表示あるいは装着されています。
「知らなかった」という人も意外と多いのではないでしょうか。
今後、飛行機や船を目にする際は、どこに機体記号や船舶番号があるのか探してみるのもおもしろいかもしれませんね。
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何で外航船のIMO番号について一言も触れてないの?
飛行機の機体番号は国際的に通用するのに対し日本の船舶番号なんて原付のピンクナンバーと一緒でしょう。
外航船には船尾に「船名」「船籍地」「IMO番号」を記載しないと海外には行けませんよ。