トヨタ「ランクル70」発売! 現実味を帯びてきた「自衛隊ランクル」あり得る? 可能性はいかに

2023年8月2日にトヨタは新型「ランドクルーザー70」を世界初公開しました。同時に日本でも継続的に販売されることが明らかになりましたが、果たして自衛隊採用される可能性はあるのでしょうか。

自衛隊採用にはボディ展開で問題がある? 可能性はどこにある?

 ただし、自衛隊に採用されるにあたってはボディバリエーションという問題が残ります。

 現在、70系がグローバルで展開するボディバリエーションは「ショートバン」「ショート幌」「ロングバン」「シングルキャブトラック」「ダブルキャブトラック」「10人乗りバン(トゥループキャリー)」があります。

 一見すると、ショート幌が1/2tトラックに合いそうな気がしますが、後部に4名を載せるというスペースがないため、これは除外されるでしょう。

 かつては後部スペース的にちょうどがいい「ミドル」がありましたが、これは廃番になって久しいバリエーション。

 となると、やはりロングバンか10人乗りバンということになりそうです。

 漏れ伝わってきた話によれば、ミドルバンのナローボディが有力のようですが、クローズドボディは火器搭載のバリエーションが難しいので、戦闘車両ではなく1/4t 4×4での採用になるのかもしれません。

 ちなみに、これは自衛隊のみならず国内民生用としても販売される可能性があります。

日本で販売が予定されている「ランドクルーザー70」
日本で販売が予定されている「ランドクルーザー70」

 今回販売される新型70系は、ミドルワゴンだけの1グレード設定。

 しかも250系のプライス帯とかぶる車両価格になると可能性が大なので、ミドルバン・ナローボディが安価で販売されれば、諸手を挙げるユーザーも多いでしょう。

 しかし、仮にミドルワゴンと同じ2.8リッターディーゼルエンジンを搭載するなら、1ナンバー登録に。

 3ナンバーのワゴンと比べるとランニングコストが高くなりますので、どこまでニーズがあるかは不透明です。

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Writer: 山崎友貴

自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。

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