知ってた? クルマの「ドリンクホルダー」進化してる!? 意外と知らない謎要素とは

最近のクルマのインテリアには当たり前のように装備されている「カップホルダー」。いろいろな形状や機能を盛り込んだタイプが登場し、さらに便利に快適に使えるようになっているといいます。

「カップホルダー」と「ボトルホルダー」は別モノだった!?

 車内でのどが渇いた時にドリンクを飲むことがありますが、そのドリンクを置くためにクルマに装備されているのがカップホルダーです。
 
 メーカー純正の装備に加え、カー用品店やネット通販などで手に入る社外品まで、進化を続ける様々なカップホルダーについて紹介します。

いろんなところに「ホルダー」! イマドキのクルマには車内のあちこちに「カップ&ボトルホルダー」などの収納場所が多数あります[写真はトヨタ「プロボックス」の例]
いろんなところに「ホルダー」! イマドキのクルマには車内のあちこちに「カップ&ボトルホルダー」などの収納場所が多数あります[写真はトヨタ「プロボックス」の例]

 しかし今からおよそ30年くらい前のクルマには、まだカップホルダーが標準装備されていませんでした。

 そのため、カー用品店でドアやヘッドレストにかけるタイプのドリンクホルダーや、エアコンフィンに装着できるドリンクホルダーを購入しないと、飲み物の置き場所にも困るのでした。

 しかし最近のクルマには、乗車人数以上のカップホルダーが装備されているのが当たり前となりました。

 ちなみにカップホルダーのほか「ドリンクホルダー」「ボトルホルダー」と、飲み物を置く場所について様々な呼び方があります。

 日本車トップシェアのトヨタ車の場合、カップホルダーとボトルホルダーで名称の使い分けがされています。

 ざっくり言うと、「カップ」を置けそうな場所はカップホルダー、置けなさそうな場所はボトルホルダーと分かれているようです。

 ドアは開閉をするため、フタがない、もしくは簡易的なフタが備わるカップタイプのコーヒーを置くと、ドアを強く閉めた際に飲料が飛び散る恐れがあります。

 そのため、取扱説明書には「フタの閉まらないドリンクは置かないこと」という注意書きがあります。

 つまり、フタがしまるボトルを置いてほしい部位にはボトルホルダー、それ以外がカップホルダーという使い分けです。

 ちなみに最近では、ボトルホルダーに、フタのないカップを置くことができない工夫をしてあるモデルもあります。

 ドアに設置されているボトルホルダーは、スピーカーを避ける形のデザインで斜めになっており、フタが閉まったボトル以外を置くことができにくくなっています。

 最近のクルマのカップホルダーの場所としてオーソドックスな設置場所は、前席センターコンソール、シフトノブの付近にあります。

 運転中もドリンクを取りやすいうえ、助手席の乗員も使いやすい位置であるからです。

 またこの位置にカップホルダーの穴があると、小物入れとしてサングラスや財布、スマホなどを入れておくのにも重宝します。

 軽自動車やコンパクトカーで多いのが、窓側のエアコンフィン(吹き出し口)の前付近です。

 後付けのエアコンフィンに取り付けるドリンクホルダーのように、エアコンフィンの前にドリンクを置くと、エアコンの風で保温・保冷ができるので、長い間飲み頃の温度をキープすることができます。

 なお後席用としては、シートバックのテーブルに内蔵されているタイプ、アームレストに内蔵されているタイプ、3列目の窓下付近のパネルに内蔵されているタイプなどがあります。

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