過去最多400社以上が参加「東京モーターショー」改め「ジャパンモビリティショー2023」チケット販売開始
前身を含め約70年の歴史のある「東京モーターショー」改め「ジャパンモビリティショー2023」を主催する日本自動車工業会が、同ショーの主催者プログラムの概要とチケット販売開始を発表しました。
「モビリティが変える未来」体感
日本自動車工業会は2023年8月30日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)を中心に同年10月26日~11月5日(一般公開は10月28日から)に開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」の主催者プログラムの概要を発表するとともに、チケットを8月30日から販売開始したと発表しました。
ジャパンモビリティショーは、前身を含め約70年の歴史を誇る自動車の祭典「東京モーターショー」。今回は、自動車業界の枠を超えて、他の産業やスタートアップ企業などと「日本の未来を一緒につくっていく」(同工業会)ショーとして、名称や内容を一新して開かれます。近年隔年開催だった東京モーターショーは、2021年のショーがコロナ禍で中止となっており、4年ぶりの開催となります。
参加社数は、前回開催の東京モーターショーの192社の出展・参加を大きく上回る過去最高の400社以上が決定しており、今後さらに増える見込みとのことです。
主催者プログラムである「シンボルコンテンツ」は、「未来の東京をツアーする」がコンセプトの「Tokyo Future Tour(東京フューチャーツアー)」のほか、モビリティ産業の未来を担うスタートアップを育成する場 「Startup Future Factory(スタートアップフューチャーファクトリー)」、次世代モビリティの試乗体験などが予定されています。
「東京フューチャーツアー」は、大型モニターに囲まれた空間で「未来の東京の街」を音と映像で没入体験する「Immersive Theater」から始まり、モビリティが変える未来をショー仕立てで感じる体験型コンテンツで構成。
「スタートアップフューチャーファクトリー」では、スタートアップ企業を対象にした賞金総額1200万円のコンテスト「Pitch Contest & Award」を11月4日に開催するほか、ビジネスマッチングイベントを会期中に5回開催します。
さらに、日本の未来について討論するトークショー「Japan Future Session」や、次世代モビリティの試乗体験ができる「Personal Mobility Ride(パーソナルモビリティライド)」も開催。今回、初めてモータースポーツエリアも設置し、レースカーの展示やトークショー、プロドライバーによるレースカーのデモランも実施する予定とのことです。
水素をエネルギー源にしたエンタメステージも
また、水素をエネルギー源として使用する、環境に配慮したエンタメステージ 「H2 Energy Festival(H2エナジーフェスティバル)」も開設。有料エンタメエリアとして、数々のアーティストによる音楽ライブやお笑いライブ、東京FMによる公開生放送などを実施予定です。
さらに、広大な会場内の各エリアを案内・解説し、気になったモビリティ「推しモビ」を集めることでプレゼント応募ができる専用スマホアプリ「推しモビ図鑑」の公開も予定しているとのことです。
日本自動車工業会モーターショー委員会の長田准委員長は、この日開いたオンライン記者会見で「来場目標は100万人以上。多くの皆さんに来場していただき、日本の将来をモビリティ産業が支えていく機運を醸成する機会にしたい」と意気込みを語りました。
「ジャパンモビリティショー2023」のチケットは2023年8月30日販売開始。一般入場券(前売り2700円、当日3000円。税込み、以下同)のほか、16時以降の入場限定で割安な「アフター4チケット」(1500円)、通常より早く入場できる「アーリーエントリーチケット」(3500円)などがあります。高校生以下はアーリーエントリーなどを除き、入場無料です。
チケットはオンライン販売のみで、「ジャパンモビリティショー2023」の公式サイトから、各チケット販売サイトにアクセスできます。
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