2023年8月23日、ホンダの米国法人は、ホンダの小型バイク「モンキー」の新たな2024年モデルを発表、同市場に復活させると発表しました。

　モンキーは、ホンダが所有していた遊園地「多摩テック」用に導入された遊具を起源とする小さなボディが特徴の小型バイクです。

　初代モデルの登場は1960年代、以後しばらくは50ccのエンジンを搭載する原動機付自転車として販売されますが、2017年に販売が終了。現在ラインナップされるのは2018年に登場した125ccエンジンを搭載する原付二種の小型バイクになっています。

　しかし、日本では2023年8月現在、公式サイト上で「法規対応に伴う受注の一時停止」が行われているとの案内がされており、購入することができません。

　そんな中、ホンダの米国法人は今回、新たな2024モデルとなる新型モンキーとして、同市場で9月から販売することを発表しました。

　ボディサイズは、全長1711mm×全幅751 mm×全高1028 mm。

　エクステリアは、レトロで哀愁漂うデザイン。コンパクトなデザインが愛らしさを感じさせます。

　搭載されるパワートレインは、123.9cc空冷単気筒4ストロークエンジン。組み合わされるトランスミッションは5速マニュアルです。

　今回フレーム色に、新色パールブラックを追加。さらにパールネビュラレッドも復活させました。

　価格は、4299ドル（約62万円）。発売は2023年9月を予定しているようです。

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　米国市場における、モンキーの復活と同時にスーパーカブ C125の復帰も発表されました。これらの“小さな”バイクたちが、米国でどのような展開を見せるのか注目です。