“国道”は“何号”まで存在する? “48路線”が欠番の理由は? 最も長い路線はほとんど“海”!? 国道のユニークな“事実”を一挙紹介
クルマを運転していると、“番号”が記された国道の標識を目にする機会も多いでしょう。ではこの国道の路線はどのくらいあるのでしょうか。
“国道”ってどのくらいあるの!?
日本全国には「国道○号」と番号が割り振られた道路が網の目のように通っています。
では、国道の路線はどのくらい存在するのでしょうか。
国道は「高速自動車国道」「一般国道」の総称で、道路法に基づき国が政令で指定しています。
とはいえ一般的には、主要な都市間を結ぶ一般国道を指しているケースが多く「国道○号」といった番号は、国道の追加指定ごとに北から順に振られています。
では、国道の路線は日本全国でどのくらいあるのでしょうか。
国土交通省によると、全国の国道は459路線あるといいます。
現在の路線は1号から507号まで存在するものの、そのうち「59〜100号」「109〜111号」「214〜216号」の計48路線は欠番です。
その理由は、59~100号は昭和39年の道路法改正後から一般国道の追加指定には3桁の番号が付けられているために欠番となりました。
このほか、109号は108号に統合、110号は48号に統合、111号は45号に変更、214~216号は統合し57号に変更されています。
トップナンバーの国道1号はというと、東京都中央区から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府を経由し、大阪府大阪市に至る619.3kmにも及ぶ路線です。
国道1号は江戸時代に制定された江戸五街道の1つ「東海道」を概ね継承しています。
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ちなみに、459路線のうち最も長い国道と短い国道はどこに存在するのでしょうか。
最も長い国道は、鹿児島県鹿児島市と沖縄県那覇市を結ぶ国道58号で、総延長は879.9kmです。
とはいえ、総延長のうち海上区間は609.5kmで、陸上を走る実質的な道路の長さ(実延長)は270.4kmとなっています。
実延長が最も長いのは、東京都中央区から青森県青森市までをつなぐ国道4号で、742.5kmです。
4号も、一部区間が江戸五街道の日光街道や奥州街道を継承しており、当時から政治・経済・文化を支える重要な道路でした。
一方、最も短い国道は、兵庫県神戸市の神戸港と国道2号を結ぶ国道174号で、距離はわずか0.2kmです。
実際に、国道174号には「日本で一番短い国道です」という標識も掲げられています。