謎の「緑と青のイカ」に「亀」!? 多すぎるメーターの「警告灯」何を意味する? 色ごとで示される“危険度”と点灯した時の“対処法”とは
「青いイカ」「緑のイカ」ってどんな意味?
続いて、システム作動状況を表示する表示灯には、赤・黄・緑色のほか青色で示されるマークも存在します。

“青いイカ”のようなマークが表示される場合、これは「ハイビーム表示灯」を示しており、ヘッドライトがハイビームになっている場合、およびパッシング操作をしている時に表示されるマークです。
また青いイカと同じ形をしたAと書かれた“緑色のイカ”のマークも存在します。これにはどんな意味があるのでしょうか。
これはアダプティブハイビームシステム(AHS)表示灯を表すマークで、システムを作動することで前方カメラが前方車両のランプや街路灯などの明るさを判定しヘッドランプの配光を制御します。
例えばトヨタ「プリウス」の場合、アダプティブハイビームシステムスイッチが車内に存在するのでボタンを押します。
その後、ランプスイッチをAUTOもしくは先程の青いイカで表示されていたハイビーム表示灯のマークの位置に切り替えます。
レバーがロービームの位置にあるときにこのシステムが作動しAHS表示灯が点灯します。
※ ※ ※
警告灯は赤と黄色ですが、表示灯には緑色のほか“青いイカ”を示すような青色、白色、表示灯であっても黄色で表示される場合もあります。
こうしたマークについて、それぞれ持っているクルマの取扱説明書に記載されているため、突然マークが表示された時に困らないように事前に確認しておくのが良いでしょう。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。














