ハンドルに装着された「謎のカバー」は何のため? 本当に必要!? 付ける「意外なメリット」や購入時に注意すべき「ポイント」とは
知らない人も多い、正しい「ハンドルカバー」の選び方
では、いざ愛車にハンドルカバーを取り付けたいと思ったときには、どのようなことに注意し、何を基準にして選べば良いのでしょうか。
これについても、前述した中古車販売店の店員に詳しく聞きました。
「もっとも気をつけるべきことは、ハンドルカバーのサイズ(ハンドルの径)を間違えないようにすることでしょう。
もしも本来のサイズより大きいカバーを購入して無理に使用すると、ハンドルを操舵した際にズレが生じて運転に危険を及ぼす可能性がありますし、逆に小さいサイズを購入するとハンドルに取り付けることができません。
一般的に、カー用品店で売られているハンドルカバーは『Sサイズ(36.5~37.9cm)』と『Mサイズ(38~39cm)』があります。
最近は軽自動車だけでなく乗用車でもSサイズのハンドル径を採用しているモデルが大半となっていますが、カバーを購入する際には間違えないよう、必ずサイズを確認してから購入するようにしてください。
また、カバーに使用されている素材も購入時にチェックしたいポイントです。
ツルツルとした素材は見た目が綺麗に思えますが、手にフィットしにくかったり汗などで濡れると滑りやすくなる可能性があります。その一方で、しっかりした革製のカバーでも意外とグリップ性が悪くて使いにくいものも存在します。
そのようなカバーを誤って選ばないためにも、やはり店頭で実物を握ってみて、使い心地を確認してから購入することをおすすめします」(前述の中古車販売店の店員)
このような内容に注意してハンドルカバーを選べば、安全で使いやすいものが見つかるということでした。
さらに、ハンドルカバーを取り付ける際にも気をつけるべき点があるようです。
ハンドルカバーはガッチリとハンドルを固定する構造となっているため、装着の際には強い力で押し広げながら取り付ける必要があり、伸縮性の低い素材だと苦労する可能性もあるとのこと。
そのような時は、可能であればドライヤーなどを使用しハンドルカバーを温めることで、素材が柔らかくなり装着しやすくなるということでした。
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ハンドルカバーは、ハンドルの劣化を抑えるだけでなく、グリップ性やフィット感を高めてくれる、実用性の高いアクセサリーでした。
特に、比較的滑りやすいウレタン製ハンドルのクルマであれば、レザー製カバーを付けることで効果が期待できるかもしれません。
このように、ハンドルカバーを装着することでノーマル状態よりもハンドリングが安定し、より運転しやすくなったという声もあることから、操作感に悩んでいる人は一度ハンドルカバーの使用を検討してみてはいかがでしょうか。
自分はカバーではなく手袋で対応してます。
前に乗ってた車はハンドルがウッド調(一部本皮)だったのでDAIGOみたいなオープンフィンガーグローブを、今の車は全面合皮なので白手袋を使ってます。
滑りすぎるのも良くないけど素手よりは何かしらを付けたら楽なので。汚したくないと言うのもありますが、オンボロの軽や商用車などに乗る時も使い慣れた手袋(今なら白手袋)がマストです。
グリップどうこうよりも慣れなので素手でのハンドリングに抵抗があります。正直めんどいけどw
軽のハンドルが細くて握りにくいので使ってます。
たまにカバーの無い軽トラに乗ると違和感がありますね、