コーティング剤の「撥水/親水/疎水」 何が違う!? 意外と知らない「愛車に最適なコーティング」の選び方とは
第3のコーティング「疎水タイプ」の特徴は?
3つ目となる疎水タイプは、撥水タイプと親水タイプの中間の効果があります。
撥水タイプほど水を弾かないのでイオンデポジットやウォータースポットができにくく、くわえて親水タイプほどしっかりと水がなじなまいため、汚れが付着しにくくなります。

このように、撥水タイプ・親水タイプ・疎水タイプには、先述のようにそれぞれ異なる特徴があります。
では実際にコーティング剤を選ぶ際には何を参考にして決めれば良いのでしょうか。
コーティング専門店のスタッフに話を聞いたところ、「コーティング剤の種類を選ぶコツは、クルマの駐車環境に応じて選択するのが良い」ということでした。
例えば、普段屋根のないところに駐車しているクルマに撥水タイプのコーティングを施工すると、残った水滴を原因とするイオンデポジットができやすくなります。
そのため、一般的には疎水タイプか親水タイプの方が向いています。
逆に、いわゆる青空駐車ではない場合には、直接日光にさらされる機会が減るため、撥水タイプや疎水タイプを選択すると良いでしょう。
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コーティングをしても汚れが全く付着しないわけではありませんが、施工することで、何もしない状態よりもボディへのダメージや汚れの付着を軽減することができます。
クルマを大切に長く乗りたい人は、一度コーティングを施工することを検討してみてはいかがでしょうか。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。




















