ホンダが新型「オデッセイ 4人乗り仕様」を発売! 高級ミニバン刷新で何が変わった? 導入される中国モデルの反響は?

ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」が発表した新「オデッセイ」(2024年モデル)について、SNSなどではさまざまなコメントが寄せられています。

中国で新「オデッセイ」登場 先日デビューの「ライバル」と比較する声も

 ホンダの中国合弁会社である「広汽本田汽車」(以下広汽ホンダ)は2023年6月20日、2024年モデルの新型「オデッセイ」を発表しました。
 
 SNSなどではこのオデッセイについて、さまざまな声が寄せられています。

日本導入に期待 一足早く中国で新モデル登場
日本導入に期待 一足早く中国で新モデル登場

 オデッセイは1994年に登場以来、ミニバンブームの火付け役として人気モデルとなりました。

 5代目は2013年11月に登場。従来モデルにはなかった両側スライドドアを国内向けモデルとして初採用し、堂々としたスタイリングや上質な内装を採用するなど、歴代モデルと比べ、上級志向のミニバンへと進化しています。

 のちに2モーターハイブリッド搭載のハイブリッドモデル(改良では「e:HEV」として登場)が追加されたほか、2020年11月には大幅な刷新を実施。

 フロントフェイスを変更したほか、先進運転支援「ホンダ センシング」も後方誤発進抑制機能を搭載するなど、安全性能も向上させました。

 一方で、日本国内では2021年末に製造工場である狭山工場の閉鎖を理由に生産を終了。いったんは国内での販売を終了しましたが、2023年4月に中国で生産されるモデルを輸入して再導入することが発表されています。

 そうしたなかで、今回広汽ホンダが発表した2024年モデルのオデッセイは、コネクテッド機能を強化しさまざまな操作が可能になったほか、音声認識機能や前後LEDランプ、シーケンシャルウインカーなど10を超える機能が追加されています。

 また、現地で用意される「シャープロイヤルエディション」と「シャープエクストリームエディション」に、「ブラックエディション マジックナイトキット」を追加。

 ブラックのフロントグリルとブラッククロームメッキのトリムが装備され、ホイールやドアミラー、テールランプもブラックとなり精悍な印象となっています。

 インテリアもピアノブラックのステアリングホイール、つや消し木目調のパネルなどがあしらわれ、上質なイメージを高めました。

 さらに日本では設定されない後席重視の4シーターモデル「Rui・ロイヤルフォーシーターエディション」も設定されています。

 この2024年モデルのオデッセイについて、SNSなどでは多くの意見が寄せられています。

「新しいオデッセイが好き」「オデッセイは上級のスポーティミニバンという独自の路線が一番良い」「(国内に導入されれば)価格次第ではワンチャンあり!?」など、国内で復活することを考慮し、今回登場の中国モデルと同様のオデッセイが登場すれば購入したい意志を持つユーザーもいるようです。

 また翌日の6月21日に発売・発表されたばかりトヨタ新型「アルファード/ヴェルファイア」と比較するユーザーが多く、「アルファードよりもオデッセイがいいかな」「あのデザインよりもオデッセイのほうが好み」「グリル付近は新型ヴェルファイアに似てる」など、早速デザインなどを見比べる人も。

 一方で、「高級路線はやめてほしい」「求めやすいクルマになって欲しい」などとアルファード/ヴェルファイアの価格帯が高まったことに対し、オデッセイは比較的リーズナブルな価格で登場して欲しいと願うコメントも見られます。

※ ※ ※

 日本国内に導入されるオデッセイについては今冬の発売を予定しており、詳細情報は明らかにされていません。

 一方で、中国モデルと同様に各部にブラック加飾を施した新タイプ「BLACK EDITION」をラインナップすることが公表されているほか、広汽ホンダで生産されるオデッセイが日本に正式に輸出されることも明言しています。

 今回の中国モデルと同じ仕様が導入されるかは定かではありませんが、国内ミニバン各車が刷新されるなか、根強いファンの多いオデッセイの登場についても期待が高まっています。

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