オジサン世代が熱視線!? 「DIYジムニー」展示! まるで実物大プラモみたいなクルマがスゴい… こだわりの部分とは
ジムニーだからできる1/1プラモ的な楽しみ方
Koinさんとノリーさんに共通しているのは「ないものは作る」というまるでプロのモデラーのような手法です。
こうしたユーザーをサービスエリアなどで度々見かけてますが、これはジムニーならではと言えます。
こうしたオーナーに話を聞いてみると、「ジムニーだからやる気になる」と言います。
その理由のひとつが車両価格の安さ。ジムニーシリーズのほとんどが200万円以内で買えることから、中高年にとっては他のクルマよりもカスタムの予算が多く取れると考えるようです。
また、そもそもベースがほぼ四角という単純なフォルムゆえに、パーツの自作も容易で、多少出来が悪くてもマッチングが悪く見えないというのも、DIYに走る理由なんだと言います。
あるユーザーはDIYに対して次のように話しています。
「日本の市場には、意外と自分が欲するデザインのパーツがなかったりするんです。
海外にあっても、輸入すると為替の関係の高くついてしまうので、だったら、大した複雑な作りでもないので、自作したら良いと思いました」
※ ※ ※
たしかに大きさ、フォルムを考えれば、そもそもクルマでありながらプラモのような感じがするジムニー。
いかにも道具的な雰囲気に加えて、自分でもイジれるんじゃないかと思わせるところが、中高年のホビー派を虜にするのかもしれません。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
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