全長5m×全幅2m超えの「超豪華SUV」現る! 2000万円クラスの「最上級内装」も必見! 新型「U8」中国に投入へ
すごいモンスターSUV、どんなスペック? 価格は?
装備に関してはまだ多くが謎に包まれていますが、一部は中国政府機関への届出情報から確認することができます。
オプションによって選択できるホイールの種類は全部で6種類、そしてパノラマルーフや牽引用ヒッチメンバー、リアスポイラー、リアディフューザーなどもオプションとして用意。
また、オフロード車には必須のサイドステップも電動格納式と固定式の2種類が選択可能なようです。
ブレーキキャリパーの塗装色もレッド、ゴールド、シルバー、ブラックの4色から選べる形になり、カスタムの幅が広いことが伺えます。

選べる形になり、カスタムの幅が広いことが伺えます。
気になるパワートレインですが、最初に販売されるのはPHEVモデルで、あとから純電動のBEVモデルが追加されるようです。
PHEVモデルはBYD製2リッター直列4気筒ターボエンジンをベースに、バッテリーはBYDが製造する容量49.05kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載します。
4つのインホイールモーターと合わせ、総合出力1180hp、最大トルク1280Nm。0-100 km/h加速は3.6秒としており、まさにモンスター級の超高級オフローダーです。
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中国での販売価格は109万8000元(邦貨換算:約2133万7000円)となります。
中国ではかなりの高級車の部類に入りますが、実は昨今、中国においては「100万元超」クラスのオフロード車が密かな盛り上がりを見せています。
中国には正規輸入されていないレクサス「LX600」も、並行輸入の中東エディションが4000万円から‐5000万円で販売されています。
広大な国土を持つ中国はレジャーとしてのオフロードを楽しむロケーションに溢れており、それらにぴったりなラグジュアリーオフローダーは各社が力を入れ始めている分野でもあります。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。











