え? 警察官は「ニンジン」を持っている? なぜ? 実際に使われる「隠語・略語」とは
警察官が持つあの棒は…まさかの「ニンジン」だった? どういうこと?
そして警察官が使う資機材の中には野菜に例えられる道具が存在。
交通誘導で使用するオレンジ色の停止合図灯のことを「ニンジン」と呼ぶことがあり、これはオレンジ色に光る見た目が人参に似ているためという単純な理由です。
また交通系の用語以外では、被疑者のことをあらわす「マルヒ」や被害者のことを示す「マルガイ」のほか、警察官が現場に到着したことをあらわす「ゲンチャク(現着)」などの言葉もあります。
具体的には無線で「○○(現場の名称)現着・・・マルヒは既に逃走の模様。」などと報告する際に使います。
その一方、刑事ドラマなどでたびたび使われる、死者を示す「ホトケ」、拳銃を意味する「ハジキ/チャカ」などは現在あまり聞かれません。
世代が変わるにつれて、警察内部で使用する言葉も変化していくといえるでしょう。
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事件や事故が発生した際、警察官は無線で手短かに状況を報告するため、警察の専門用語や略語を使用しています。
同じ言葉でも、地域によって言い回しが異なるケースもあるので、警察のドキュメンタリー番組や刑事ドラマなどで警察用語に着目してみると面白いかもしれません。
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