ホンダが「新型SUV」を続々発表!? 人気「ヴェゼル似」なモデルだけど… 今後日本で投入される?

ホンダは中国や欧州市場で「ヴェゼル」のEVモデルともいうべき車種を続々と発表していますが、日本では登場するのでしょうか。

販売好調の「ヴェゼル」似のEVモデルが続々登場?

 ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」は、販売台数ランキングでは比較的上位に位置する人気モデルとなっています。
 
 このヴェゼルに類似するEVモデルが、欧州や中国で相次いで登場しています。

「ヴェゼル似」のEV兄弟が続々登場
「ヴェゼル似」のEV兄弟が続々登場

 ヴェゼルは初代モデルが2013年に登場したコンパクトSUVで、クーペライクなコンパクトなボディにガソリンとハイブリッドの2モデルのパワートレインを設定しています。

 現行モデルは2代目で、2021年4月に登場。

 クーペテイストのスタイリングは初代から踏襲しつつ、水平基調の「スリーク&ロングキャビン」デザインを採用したことで、爽快な視界と活気に満ちた印象を与えました。

 インテリアはSUVの力強さを表現した一方で、乗員が触れる部位にはソフトパットを採用するなど、優しさも合わせ持つものだといいます。

 パワートレインは1.5リッターガソリンモデルに加え、2モーターによる走行を中心とした新世代ハイブリッドシステム「e:HEV」モデルを設定しています。

 そんなヴェゼルは現行登場から概ね好調な売れ行きを推移しており、日本自動車販売協会連合会(自販連)によると2021年度では9位の5万9674台を販売。

 その後も20位圏内にランクインし、順調な推移をたどっています。

 一方で、欧州や中国市場ではヴェゼルのEVモデルともいうべきモデルが続々と登場しています。

 2021年10月に中国で初公開された「e:NP1」「e:NS1」はSUVタイプのバッテリーEVで、ホンダの新世代EVシリーズ専用の「e:N Architecture」(イーエヌ アーキテクチャー)を採用。

 エクステリアは新しいデザイン言語「e:Nデザイン」が用いられ、グリルレスデザインによる先進感を表現しているものの、クーペテイストのデザインをはじめ、基本的な部分はヴェゼルと共通していることがわかります。

 e:NP1とe:NS1は共通するモデルですが、中国では販売会社が異なっており、e:NP1は広汽ホンダ、e:NS1は東風ホンダが取り扱います。

 そして、2023年5月12日にはホンダの欧州法人が「e:Ny1」を発表。

 欧州においては「Honda e」に続く2番目のEVモデルとして展開され、バッテリーEVにおけるBセグメントSUVの需要の増加に対応するモデルだと説明します。

 e:Ny1という車名は異なりますが、中国市場のe:NP1・e:NS1とほぼ同型モデルとみられ、デザインもこの2車種と共通しています。

 なお、日本国内においてはホンダが2023年4月に開催した「2023 ビジネスアップデート」において、2026年までに国内市場に向けて新型EV(電気自動車)を4車種投入することを明らかにしました。

 具体的には、2022年12月に発表した軽商用バン「N-VAN」をベースとした新型EV投入に加え、2025年に「N-ONE」ベースのEV、2026年にはSUVタイプを含む小型EV2車種を発売する予定を示しています。

 SUVタイプの小型EVという点では、中国や欧州市場で発表されたe:NP1・e:NS1・e:Ny1の3車種と共通しており、「ヴェゼルのEV版」のようなモデルが日本市場でも続いて投入される可能性があります。

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1件のコメント

  1. そりゃベースがヴェゼルベースに開発した奴ですもん。似てるも何もないでしょう・・。
    旧型ヴェゼルでも同じやつあったでしょうよ・・。
    同じく旧型ヴェゼルベースのEVモデルとか

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