電子化された車検証って「ただの紙やん!」 手数料値上げ&紙2枚に…! 開始から4か月の現状
電子化された車検証、どれくらいコンパクトになった?
これまでの車検証は横幅297mm、縦幅210mmのA4サイズでしたが、電子車検証は横幅177.8mm、縦幅105mmとA6に近いサイズ(正確にはA6は148mm×105mm)です。
より分かりやすいように、従来の車検証サイズに切った紙と、コンパクトサイズに変更された電子車検証を並べてみるとどのくらい小さくなったかがわかります。
なお運用開始当初は、運輸支局や登録事務所がICタグに対応出来ない場所があることが予想されるために、小さくなった電子車検証と共に従来の車検証に記載されていた情報が載っている「自動車検査証記録事項」というA4サイズほどの紙が渡されるため、実質的に紙が2枚増えたという印象を受けます。
そんなコンパクトになった電子車検証ですが、もし紛失してしまったら運輸支局や自動車検査登録事務所で再発行することが出来ます。
再発行する場合は、必ず管轄の支局・登録事務所に行きま、例えばナンバーに「練馬」「杉並」「板橋」と記載されている場合は、練馬自動車検査登録事務所の管轄です。
窓口で申請書、理由書(申請書に記入できる場合は不要)、手数料納付書(350円の自動車検査登録印紙を貼り付け)、身分証明書(免許証、健康保険証、パスポートなど)を提出して再発行の手続きをしましょう。
なお紛失時の再発行手数料も電子車検証化に伴い、300円から350円に引き上げられています。
新車検証、今のところメリットは全然感じられない。
車検証の他に登録事項証も一緒に発行されるので、紙資源の無駄使いな気がするし、新ステッカーもひと手間多くなって煩わしい。