免許を取得して数年経過…!? 運転の仕方、忘れた! 不安解消の「ペーパードライバー教習」とは
すでに運転免許を持っている人を対象に行う「ペーパードライバー教習」とはどのようなものなのでしょうか。
ペーパードライバー教習ってどんなことをするの?
運転免許を取得したものの、その後ほとんど運転していないと、運転する感覚が鈍ったり、必要な知識が薄れたりするものです。
いざ運転することになった場合に、操作が分からずに慌てたり、運転するのが怖くなったりする可能性があります。
そのため、自動車教習所では「ペーパードライバー教習」といって、運転の基本を復習できるレッスンを提供していますが、どのようなことをするのでしょうか。
首都圏最大級のコヤマドライビングスクールにペーパードライバーについて聞いたところ、
「一通り基本のおさらい」ができるとのこと。
例えば、教習所内のコースを不安なく走れるようになったら路上教習に移る、といった流れです。
他には、「ウィークポイントレッスン」「学科教習」「高速練習」の3つを提供しているとのことです。
ウィークポイントレッスンは、名前のとおり自分が苦手とする部分を集中的に練習・復習できるというもの。
フルオーダー制(4時限または8時限)なので、例えば自動車の車庫入れや縦列駐車を集中的に行ったり、進路変更や住宅地の路地裏を走るなど、実践に役立つ走行をしっかり学べます。
学科教習の受講は希望者のみですが、運転で必要な知識のほか、最新の交通法規も学ぶことができます。
ちなみに、前出のコヤマドライビングスクールでは「1.標識・標示などに従うこと」「2.歩行者の保護など」「3.運転免許制度・交通反則通告制度」「4.駐車と停車
5.特徴的な事故と事故の悲惨さ」「6.交通事故のとき/自動車の所有者などの心得と保険制度」「7.高速道路での運転」がおすすめだといいます。
高速練習は、希望者のみ受けられる講習です。
高速道路での合流、ゲートを通る際の注意点や適切な車間距離の取り方など、慣れないうちは誰もが戸惑い、不安を感じる高速道路の走り方を改めて学び直すことができます。
なおペーパードライバー教習は教習所によって、手続きが異なります。入所料が必要な場合もあれば、時間に応じた料金を払うだけの場合も。
なお教習時間も異なり、1時間単位の場合や2時間パック、5時間パックなど様々な種類が教習所によって設定されています。
ちなみに、コヤマドライビングスクールでは「自宅のクルマと似た車種で練習したい」という声に応えるため、「国産車の他に輸入車でも練習できるようになっている」とのことでした。
ペーパードライバーの人がいきなり公道に出るのには不安が付きまといます。慣れないままで運転すると思わぬトラブルやうっかり交通違反をしてしまうこともあるでしょう。
そうならないためにもペーパードライバー教習を事前に受けてみるのも良いかもしれません。
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[取材協力:コヤマドライビングスクール]
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