最高級バスの「ラグジュアリー個室」が凄い! 高級ホテルみたいな「ほぼ横になれる」豪華シート採用の反響は? 土足厳禁な「マイ・フローラ号」

海部観光株式会社が運行する「マイ・フローラ号」がSNSで話題を呼んでいます。ユーザーはどのような声を寄せているのでしょうか。

個室のマイ・フローラ号! ユーザーから寄せられる声は?

 近年、個室が配置される高速バスに注目が集まっています。そのなかで、海部観光が運行する「マイ・フローラ号」は、車内が非常に豪華だといいますが、どのような反響があるのでしょうか。

これはまるで「高級ホテル」 ゆったりとした配置の12席、快適な移動を最大限追求した最高級バスとなる「マイフローラ」(画像提供:海部観光)
これはまるで「高級ホテル」 ゆったりとした配置の12席、快適な移動を最大限追求した最高級バスとなる「マイフローラ」(画像提供:海部観光)

 おもに東京や関西から徳島県を結ぶマイ・フローラ号は、2011年4月から運行がスタートしています。通常50名ほどの乗客が1台に乗り込む大型バスですが、快適性を追求するために、わずか12名まで人数が絞られて設計されています。

 また、マイ・フローラ号の一番の特徴といえるのは、車内空間にあります。各座席は木製のパーテーションやカーテンにより、ほぼ個室感覚のプライベート感を確保されています。

 これは、法律上、乗務員が車内全体を見渡せなくてはならないという決まりがあるなか、マイ・フローラ号はカメラを設置して、運転士がモニターから確認できる仕組みを導入したことから、パーテーションでの個室空間の確保が実現できています。

 マイ・フローラ号のコンセプトについて、海部観光の広報担当者は「乗車中、自宅のようにくつろげる環境を提供すること」だと話します。

 長時間過ごすシートは、大きな作りになっていて、非常に居心地の良い作りになっており、深い位置までリクライニングすることが可能です。それに加えて、フットレストもついていることから、まるでベッドのような感覚で使用することができます。

 前方には、テレビモニターが設置されており、走行中は備え付けのヘッドフォンを使用し、現在地を表示する機能もあります。このことから、まるで飛行機のファーストクラスのような気分を味わうこともできます。

 アメニティも充実しており、スリッパなども備え付けられています。特に、ブランケットは夜間に移動する際に大変うれしいものとなっています。

 そんな豪華な仕様になっているマイ・フローラ号のユーザーからの反響について、前出の担当者は次のように話します。

「お客様からよく伺うのが、『到着しても居心地が良いので、降りたくない』という意見です。

 また、長距離の高速バスの場合、乗務員の交代と休憩を兼ねて、通常3回ほどサービスエリアなどで停車します。

 お客様もその際に、体を動かすために降りる方が多いのですが、マイ・フローラ号の場合、まず降りられるお客様が少ないという印象です」

 ユーザーからの声は、まさにこのコンセプトを体感することができているが故のもので、マイ・フローラ号の快適さが伝わってきます。

 さらに、SNSではマイ・フローラ号に対して「日本のバスはすごい!」、「靴を脱いで乗車するのが日本らしくて素敵」、「日本の技術は素晴らしい!自国でも取り入れて欲しい!」など、外国人のユーザーからも人気が高く、ポジティブなコメントが寄せられています。

※ ※ ※

 ほぼ個室空間の環境が整えられているマイ・フローラ号は、通常の高速バスと比較して、段違いに快適な1台といえます。

 今回のマイ・フローラ号以外にも各バス会社は個性ある個室付きバスを運行しており、自家用車や電車、飛行機とは違う高速バスの需要は今後も高まりそうです。

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