トヨタCMで話題集めた「シエンタ犬」CM出演の意外な背景とは?「当日までどうなるか分からず…」愛くるしい“今の姿!”
2022年8月にトヨタ「シエンタ」が発売されましたが、これに伴い当時話題となったのがCMに出演する小型犬、通称「シエンタ犬」です。今回は当時のCM出演について話を聞きました。
CMのシエンタ犬、実は当日までどうなるか分からなかった!?
2022年8月23日にトヨタコンパクトミニバン「シエンタ」が発売されました。
これに伴い製作されたテレビCMには、可愛らしい小型犬、通称「シエンタ犬」が登場し、CM放映直後にはかなり大きな話題を集めました。
CM出演から半年ほどが経ちますが、どんな反響があったのでしょうか。
3代目となるシエンタのCMに登場し、当時大きな話題を集めたのがグレーの毛色をした小型犬で、一部では「シエンタ犬」とも呼ばれています。
CM「いいことできた!」編では、愛犬「シエン太」が新型シエンタに変身し、家族のために活躍する様子を表現した映像となっており、SNSでは、「めっちゃかわいい」「癒やされるなあ」など、CMで元気に走り回るシエンタ犬の姿に大きな反響が寄せられています。
CMに登場するシエンタ犬は、ペットモデル事務所Heart Pet(ハートペット)に所属しているタレント犬で、犬種は「ポメプー」と呼ばれポメラニアンとトイプードルのミックス犬です。
性別はオスで、名前は長十桜(ちょうじゅうろう)と、見た目の可愛らしさとは一変して渋い名前がつけられています。
CM出演について、オーディションで募集されていた条件とは異なりますが、ペットモデル事務所の担当者が「ダメ元でぜひ」と飼い主さんへお声がけしたのがきっかけだったといいます。
長十桜くんの飼い主であるAさんは、CM出演の経緯について以下のように話します。
「毛色がグレーのワンちゃん募集だったため、長十桜と同居犬『ごまめ』も候補として、書類選考の後オーディションに参加しました。
長十桜は見た目のインパクトは大きいけれど、求められた演技の中でできることは少なかったのです。
ごまめの演技は安定しており、長十桜の練習結果次第ではごまめに決まるかもということで、2か月掛けてトレーニングを頑張りました」
実は、長十桜くんはCM撮影まで求められている演技がなかなかできなかったといいますが、トレーニングを重ね、無事CM撮影を終えられたといいます。
CM出演後の反響については、以下のように話します。
「思っていた以上に素敵なCMが出来上がり、初めて見た時は鳥肌、涙が出てくるCMでした。
見てくださった方からも、『ワンちゃんがかわいい』『このCM大好き』のほか、『他のクルマを予約していましたが、シエンタに変えました!』など、嬉しいお言葉をたくさんいただいています」
またCMの最後のあるシーンについて、ペットモデル事務所の担当者は以下のように教えてくれました。
「CMのワンコがクルマのシエンタに向かっていく最後のシーンにももう1匹のワンコが登場しています。
シエンタ=犬ということで、パグ犬がシエンタに近づいているシーンです。
このシーンに登場しているのは、『まだ結婚できない男』というドラマにタツオ役としてレギュラー出演していた、田中太郎くんなのです。
田中太郎くんもこの撮影のために、見えない位置から吠えろの合図で吠える練習を重ね、当日も、バッチリ演技してくれました」
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長十桜くんの今の様子について、Aさんは「我が家では今までと何も変わらず、元気に過ごしております。雪遊びに出かけた際も楽しそうに走り回っていました」と話しており、今でも元気いっぱいの様子であることがうかがえました。
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