トヨタ「ヴォクシー“どこでも車中泊”仕様」公開! 600万円超え最上級版には豪華装備も! ルーフテントの特徴とは
ホワイトハウスは「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCCS2023)」に、トヨタ「ヴォクシー」をベースにしたキャンピングカーを出展しました。ミニバンベースの車中泊仕様ですが、ルーフテント以外にも多くの特徴を持っています。
車中泊時には「屋根をパカッ!」 普段はたたんで日常ユースに
ホワイトハウス・キャンピングカー事業部(愛知県)は、2023年2月3日から6日まで幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCCS2023)」に、トヨタ「ヴォクシー」のオリジナルキャンピングカー「ヴォクシー DAYs(デイズ)」を出展しました。
キャンピングカーとしては珍しい人気ミニバンがベースですが、どのような特徴を持つのでしょうか。
ヴォクシー DAYsは、屋根が上部に開き、居住空間を拡大できるポップアップルーフを備え、大人2名が就寝できる空間を確保したモデルです。
ルーフ内には長さ2140mm、幅1020mmのベッドが備わります。
ホワイトハウスではこれまでも、先代ヴォクシーとその兄弟車「ノア」をベースに、同様のキャンピングカー仕様をラインナップしていましたが、2022年1月のノア/ヴォクシーフルモデルチェンジに伴い、ベース車を新型に切り替えました。
その対応は早く、2022年7月に東京・お台場で開催された「東京キャンピングカーショー2022」で新型を初公開しています。
その際に初披露したのは、ノアのベーシックモデル(7人乗り仕様/Xグレード)をベースにした「ノア DAYs」でしたが、今回JCS2023で展示したのは、ヴォクシーの上級グレード「S-Z」のキャンピングカー仕様です。
ポップアップルーフ仕様なのは同様ですが、今回の展示車両はフル装備の上位グレード「JOY」で、FFヒーターやサブバッテリー、走行充電システム、フロント回転シートといった機能に加え、シンクや電子レンジ、冷蔵庫、給排水タンクも装備しています。
さらに2列目席はオリジナルの3人掛けセカンドベンチシートに換装され、背もたれを倒すことで、フラットで快適な寝床が現れます。
ポップアップルーフのテント部分と合わせれば、4名の大人が就寝可能です。
ポップアップルーフを格納すれば全高は1960mmで、全国のショッピングモールなどで多い全高制限2100mmの立体駐車場にも入場可能となるなど、通常時は普通のミニバンとして気軽に利用することができるのも魅力です。
なおノア/ヴォクシー DAYsは、ベース車の各グレードから選べて、さらにガソリン車とハイブリッド車、2WDと4WDの選択も可能。
さらにポップアップルーフやセカンドベンチシートの有無といった装備の違いによる7つのDAYsオリジナルグレードがきめ細かく設定され、ユーザーの予算やニーズに合わせた選択が出来るのが最大の特徴といえます。
消費税込み価格は、ノアのベーシックグレード「X」がベースの場合、324万2000円から591万円まで。
展示車のヴォクシーS-Z(ガソリン車)でJOY(ポップアップルーフ付き)の場合、価格は638万円からとなります。
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