フロントガラス凍結! でも熱湯かけちゃダメ!? 短時間で簡単な「霜を取る方法」は? SNSでも話題に
気温が低下するとクルマのフロントガラスが凍結することがあります。そんななか、SNSでは簡単にできる対処法が話題となっています。どういった方法なのでしょうか。
短時間で簡単なフロントガラスの「霜を取る方法」は
気温が低下すると、クルマのフロントガラスが凍結することがあります。
そうなると前方が見えなくなるため、ドライバーは早く凍結を解消すべくさまざまな対処をおこなう必要があります。
そんななか、SNSではある対処法が話題となっています。どういった内容なのでしょうか。
2023年1月24日から26日には、強い冬型の気圧配置となり、地域によっては大雪のおそれがあると予報されており、注意が呼びかけられています。
関東でも降雪の可能性もあり、気温が大きく低下することが予想され、フロントガラスが凍結するおそれもあるでしょう。
そんななか、栃木県にある自動車教習所の烏山自動車学校(@KarasuyamaDS)は、公式ツイッターにフロントガラスの凍結の対処法を以下のように投稿。
「ビニール袋にぬるま湯を入れて凍ったガラスの霜を取る方法があるってTwitterで見たからやってみた」
投稿では、実際にぬるま湯を入れたビニール袋をフロントガラスに当てて、霜を取る動画を投稿しており、きれいに霜が溶けていく様子がうかがえます。
この投稿には、4万件以上のいいねがついており、ユーザーからは「いいアイデアありがとうございます」「こんなに早く溶けるんだ」「目からウロコ」「次からこれやる」と多くの反響が寄せられています。
これについて、投稿した烏山自動車学校の担当者は以下のように話します。
「これは、一昨年ツイッターで見かけた内容を試した実験です。
霜を取るためには通常だと暖気運転、解氷スプレー、ヘラ等で取り除くなどの方法がありますが、ビニール袋で霜を取る方法は、短時間かつ低コストでできます。
お湯(実験のときは約40度)とビニール袋を準備することが可能であれば、簡単にできるのでおすすめです」
なお、注意点として前出の担当者は、以下のように話します。
「高温のお湯を使用すると温度差が大きくガラスが割れる恐れがあります。
また、外気温が低いと、溶かした霜をすぐにワイパーなどで拭き取らないと再度凍ることもあります」
担当者が話す通り、フロントガラスは通常、合わせガラスという熱膨張率の異なる複層構造のガラスとなっているため、急激な温度変化に弱く、割れてしまう危険があります。
このため、フロントガラスの霜を取る際は熱湯をかけるのは控え、少し冷ました40度前後のぬるま湯でおこなうのが望ましいでしょう。
また、フロントガラスの霜が再度凍ることのないように、溶かした霜を拭き取るなど念入りに対処するのが良いといえます。
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とくに今週は多くの地域で雪が降ることが予想されているなど、気温の低下に注意が必要な日が続くようです。
フロントガラスが凍結した際は、短時間で簡単に対処できる方法として取り入れてみても良いかもしれません。
一部誤解があるようだ。複層構造だろうが1枚物でも合わせガラスだろうが強化ガラスだろうが「ガラス」自体、温度差に弱い面がある。片面を強く熱すれば、いかなるガラスも割れる傾向にある。分厚い灰皿で紙を燃やせば簡単に割れてしまうアレだ。あと「…合わせガラスという熱膨張率の異なる複層構造のガラスと…」何を言いたいのだろう。間の樹脂層との熱膨張を論じているのか、表面と裏面のガラスを言っているのか。