コインパーキングの看板は分かりにくい? 高額請求されないために! 利用前に必ず見ておくべき「表示」は
コインパーキングでうっかり高額請求されたという事例も発生していますが、利用前にどのポイントをおさえておくと良いのでしょうか。
高額請求されないために! 案内看板の見ておくべきポイントは
さまざまな場所にあるコインパーキングはクルマユーザーにとってとても便利な施設ですが、なかには高額な駐車料金が請求されるケースもあるといいます。
ではコインパーキング利用時にはどういったポイントに気をつけると良いのでしょうか。
コインパーキングは「時間貸駐車場」とも呼ばれ、時間ごとに料金が加算されて、駐車した時間に応じた金額を支払う仕組みです。
駐車料金は「20分ごとに200円」「30分ごとに300円」のように、一定時間ごとに決まった金額が加算されていくほか、「入庫から12時間までは1200円」や「22時から8時までは最大1000円」のように、上限の設定がある場合もあります。
その一方で、料金体系は駐車場ごとにそれぞれ異なるためトラブルが発生しているケースもあるといいます。
実際に東京都内のコインパーキングでは「近くに上限3800円の駐車場があったため、同じ程度だと思っていたら、4時間で1万円以上の駐車料金となった」という事例もみられます。
これらの料金体系や表示が駐車場ごとに異なると利用者にとってわかりづらいことから、一般社団法人日本パーキングビジネス協会では、「時間貸駐車場における表示・運用ガイドライン」を公表しています。
ガイドラインの中で提示されているのは、コインパーキングの料金案内看板について、「わかりやすく表示すること」「大きく理解しやすく表示をすること」「利用者がコインパーキングを利用する前に確認できる状態で掲示すること」など全10項目のガイドラインが設けられています。
具体的には、通常料金、最大料金や、適用される曜日や時間、最大料金の繰り返し適用の有無など、案内看板への分かりやすい表示です。
また、「平日、休日」ではなく「月〜金、土・日・祝」と曜日を明確に示す、「昼間、夜間」ではなく「○時〜○時」など時間帯で表示するなど、曖昧な表現を避けて具体的に表示することを定めています。
最大料金については「繰り返し適用されます」「入庫後○時間を過ぎると通常料金が加算されます」「最大料金は1回限りの適用です」など、これらの文章をわかりやすい場所に大きな文字で表示することが必要だとしています。
さらに、理解しやすい表示として、文字の大きさは最低文字高30mm以上、色や配置なども決められています。
このようにコインパーキングには、ガイドラインに基づいた料金案内看板が設置されているため、利用前によく確認し、理解しておくことが大切です。
また独立行政法人 国民生活センターは、コインパーキングの注意点について注意すべきポイントをウェブサイトで解説しています。
コインパーキングを利用する際は、利用前にホームページや看板、精算機の表示のチェックを推奨しており、料金については「最大料金が適用されるか」「通常料金で加算されるか」、「土日祝日、イベントなどの特別料金が設定されていないか」が確認ポイントとなります。
最大料金適用時は、「時間、スペース、曜日などの条件はあるか」「適用回数などに上限はあるか」を確認し、とくに適用回数については、1日限り、1回限り、○時間以降は通常料金が加算されますなどの記載がないかをチェックする必要があります。
こうした適用回数の制限などについては、小さく表示されていることもあるので要注意と説明しています。
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コインパーキングでは、駐車料金の書かれた看板が入り口付近に必ず設置されています。
確認せずに駐車すると、思いがけず高額な駐車料金を請求されてしまうこともあるため、近隣のパーキングの相場だけでなく、実際に利用する駐車場がどのような料金設定となっているかを事前に必ず確認しましょう。
そもそもタイムズのコインパーキングは跳ね上げ式で全く無反応の場合もあって、何をどうしたら良いのか全く意味不明なことがある。
普通にゲート式で駐車券の発券なら分かるのだが、出入り口がフリー。駐車し、で、その後は?。何をどうするの?。何番に停めたとか、何をどうやって見るの?。タイムズのコインパーキングって意味不明で使えない。