トヨタの丸目SUV! ド迫力顔「ランドクルーザーサハラ」が激アツ!? 存在感あるグリルガードに感動! 極上60系をオーストラリアで発見
1987年式のトヨタ「ランドクルーザーサハラ」が発見されました。どのような特徴があるモデルなのでしょうか。
ド迫力顔の「ランクル60 サハラ」とは
トヨタ「ランドクルーザー」(ランクル)は、1951年に初代モデルが登場してからさまざまな派生車を展開しつつ進化し続けてきます。
そうしたなかで、「ランドクルーザー60系」は現在も高い人気を誇りますが、海外では状態の良い存在感のある個体が発見されました。
ランドクルーザーの歴史は、「Heavy Duty(BJ/20/40/70)」、「Station Wagon(55/60/80/100/200)」、「Light Duty(70/90/120/150)」と3つに分類されます。
前述のランクル60は1980年から1989年まで発売されていたモデルで、海外仕様はステーションワゴンと分類されていましたが、日本仕様はバン(商用車)として販売されました。
また、ロングボディのステーションワゴンというスタイルもランクル60が先駆けといわれているほか、悪路走破性能と実用性を両立した画期的な存在として世界的に好評だったといいます。
そんなランクル60のエクステリアは、丸目ヘッドライトの前期と角目の後期という形で区別されボディサイズは全長4750mm×全幅1800mm×全高1815mmです。
インテリアは、フロントシートをベンチタイプから最適な運転姿勢をとれるセパレートタイプにすることで、乗車定員は従来の6名から5名に変更。エアコンやパワーステアリング、ファブリックシートなども用意。
パワートレインは、当初4.2リッター直列6気筒ガソリンエンジンと3.4リッター直列4気筒ディーゼルエンジンが搭載されていましたが、1982年には4リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを設定しています。
後期には、ターボやEFIなどのハイパワーエンジン搭載モデルも追加したほか、オートマチックトランスミッション、デフロックなどの機能も設定するなど1980年の発売以降は毎年のように改良がおこなわれていました。
このような特徴を持つ登場したランクル60は、後継となる80系、100系、200系、300系がそれぞれ乗用車としての快適性を兼ね備えたモデルとなっていることを考えるとランクル60のコンセプトは40年以上にわたって引き継がれているといえます。
今回、オーストラリアで発見されたランクル60は1987年式の前期型(右ハンドル車)となり、新車時から3人の所有者が乗り継いでいるようです。
見た目は、フロントに丸目2灯を備え大型のカンガルーバンパー(グリルガード/ブルバー)が取り付けられているほか、ボンネットには巨大なアンテナが設けられています。
また、ギアボックスとトルクコンバーターの交換やショックアブソーバーとフロントブレーキディスクの交換などメンテナンスがおこなわれており、オドメーターは46万8606kmを示しています。
そのほかの現状は、アルパイン ホワイトの塗装は、フロントエンド、ヘッドライト下とボトムパネルに目立つ石欠け、ボンネット上部に擦り傷、フロントウイングのオフサイド、リヤウイング・コーナー付近に若干の擦り傷が見られるようです。
なお、2022年12月9日時点の現地販売価格は、3万2098豪ドル(約295万円)となっています。
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