実は「超便利」!? タイヤの側面にある”赤色の点”や”数字”何を意味する? 知っておくと役立つ情報とは

タイヤの製造時期もわかる!

 タイヤの外周部分にある製造番号は、タイヤが製造された時期を知ることが出来ます。アルファベットと数字を組み合わせたセリアル記号と呼ばれるもので、そのタイヤの製造年週などが表示されています。

 例えばAB CD EFG0821と記載されたセリアルコードを例に説明すると、ABが工場コード、CDがサイズコード、EFGが設計コード、08が週セリアル、21が年セリアルになります。

 この場合、製造時期を知るには週セリアル08と年セリアル21を読み、2021年8週目の生産品であると知る事ができます。

タイヤに記載されている数値には製造時期を読み取れるものがある
タイヤに記載されている数値には製造時期を読み取れるものがある

特定のタイヤに記載されているM+Sマークとスノーフレークマーク

 M+Sマークは、主にオールシーズンタイヤのタイヤ外周部分に表記される記号となります。「M」はMud(泥、ぬかるみ)、「S」はSnow(雪)を意味し、それぞれの路面、両方を走る事が可能であると示していますが、凍結路面には対応していないため注意が必要なタイヤとなります。

 一方、スノーフレークマークは、オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤにつけられる、雪の結晶を連想させるマークですが、このマークが付いたタイヤは高速道路で「冬用タイヤ規制」が実施されていても走行が可能であると証明しているものです。

 ただし「全車両チェーン装着規制」が発令されていれば、マークがあるタイヤでもチェーン装着が必要となりますので、冬に雪の降る地域を走るならばチェーンを準備しておきましょう。

※ ※ ※

 タイヤの表記が分かれば、自分のクルマにあったタイヤを自分で選ぶことが可能ですし、製造された時期がわかれば個人売買などでタイヤを買う際、そのタイヤが問題無いタイヤなのか判断する指標にすることが出来ます。

 型番の仕組みは英数字の組み合わせでそこまで難しいものではありません、交換時期を見分けるのに役立ちますので、この機会に愛車のタイヤをチェックしてみましょう。

【画像】メーカー専用記号もある!? タイヤに刻まれたさまざまな記号を画像で見る(16枚)

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2件のコメント

  1. 「タイヤとは」から始まる文書長すぎ。その割に「材質は、ゴムだけでなく、ナイロンなど複合でできているので、真円にならない」って、説明省きすぎです。だらだら長く書くだけの記事は、やめましゃう。

  2. バルブがホイールの一番重い所なんてのは、軽量ホイールくらいですね。
    実際にホイールにバルブ付きでバランス取りしてもらい組んでもらってます。
    スタッドレスなんてバルブ付近にウエイト大量貼付けなんてのはザラですけど。

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