トヨタ本気の「2人仕様カローラ」がめちゃ凄い! ド迫力&速そうなカスタムの「GRカローラ」「GRヤリス」をWRC直前に試乗してみた!
GRヤリス&GRカローラをMT運転不慣れな筆者が試乗してみた…どきどき。
そうしたなかで、今回GRヤリスとGRカローラをサーキットとダート(砂利場)で乗り比べる機会がありました。
サーキットでは、「GRヤリス RZ“High performance”」、「GRカローラ RZ(プロトタイプ)」、「GRカローラ モリゾウエディション(プロトタイプ)」を乗り比べます。
最初にGRヤリス RZ“High performance”から試乗し、1280kgというその軽さにより気持ちよく走るものの、運転に不慣れな筆者からすると少し不安な面もありました。
次に乗った「GRカローラ RZ(プロトタイプ)」では、1470kgと、GRヤリスより重いもののホイールベースやトレッド幅があることで安定したコーナリングかつ、約30馬力増えている部分の恩恵もあり、多少の下手さもカバーする余裕がある運転が可能です。
そして、最後に「GRカローラ モリゾウエディション(プロトタイプ)」を試乗。
モリゾウ自らハンドルを握り「お客様を魅了する野性味」を追求して作り込んだモデルということもあり、めったにMTを乗らない筆者でも発進時に回転数をあげる「iMT」の効果や、トルクフルでずっと乗っていたい「走りの気持ちよさ」を体感出来ました。
この3台はそれぞれに特性が異なりますが、筆者としては複数台所有が可能で走りが好きな人にはGRカローラ モリゾウエディション。家族兼用でMTでも問題なければGRカローラ RZをお勧めしたいところです。
一方のダートでは「GRヤリス RZ」と「GRカローラ モリゾウエディション」に非売品のダート仕様パーツを装着した2台に試乗します。
試乗前に全日本ラリー選手権にも参戦する勝田範彦選手の横に同乗。コース説明を兼ねての同乗ですがスタートからその速さに驚愕して瞬く間に終了しました。
そして、ダート初心者の筆者は、最初にGRヤリス RZで特設コースを走ります。1速、2速をメインに使いながらハンドルとアクセルワークでダートを体感するも勝田選手のような走りは出来ず。
それでも、軽さが特徴のGRヤリスでは、タイトな操作でもドライバーの意図通りにコースを走ることが出来ました。
次に乗った「GRカローラ モリゾウエディション」は、開発車両でもありサイドブレーキは油圧式です。
走り出しからGRヤリスよりパワーのある動きを体感するも、重量も増していることから、アンダーステア(外側に膨れてしまう現象)を連発。ダートでは、軽さを活かせるGRヤリスのほうが楽しめるかもしれません。
なお、すでに発売から2年が経過しているGRヤリスは、トヨタが主催する「ラリーチャレンジ」や、スーパー耐久シリーズをはじめさまざまなモータースポーツでも活躍しているといいます。
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同じスポーツ4WDのGR-FOURを搭載するも、絶妙に違いのあるGRヤリスとGRカローラですが、セリカ GT-FOUR以降で「トヨタの走りが楽しい4WD」を欲していたユーザーには待望のモデルといえそうです。
そんななか2022年11月10日から13日に愛知県・岐阜県にてWRCの最終戦「ラリーチャレンジ」が開催されます。
トヨタはGRヤリスをベースとした「GR YARIS Rally1 HYBRID」で参戦するため、大きな盛り上がりを見せています。
すでに観戦券はほぼ完売ではあるものの、その勇姿を見ればGRヤリスや今後発売されるGRカローラが欲しくなってしまうかもしれません。
2人乗りでも4ドアなんですか?
おい名無しの編集部筆者。もっと車に乗って車を学べ。
iMTはオンオフ可で全車ついているはず。突っ込みどころはいくつかあるが今回は止める。
もっと対象の車に対するイメージトレーニングをしてから取材に挑むべき。
お得意のカタログの参照や運転席に座ったら何を見るべきか。見るところは幾らでもある。
実車に普段から乗っていなくてイメージがわかないならはゲームとかもありかも。
真っ当な自動車ジャーナリストに名無し君がなることを期待します。
あとメディア対抗のロードスターのレースにお出になるのはいかが?
メディア・ヴァーグとしてどこの編集部も一度もお出になったことないですよね?
(プレスリリースによるとweb自動車ジャーナルNo.1の癖に??)