国道2号の「4車線区間」が10月末延伸! 兵庫の「相生有年道路」整備進展で混雑緩和&騒音軽減に期待

国道2号バイパス「相生有年道路」の整備が進み、4車線区間が延伸します。

相生市内で4車線区間の整備進む

 国道2号バイパス「相生有年(うね)道路」の事業が進み、兵庫県相生市内で4車線区間が延伸します。

国道2号「相生有年道路」区間の現状。大型車が多くすれ違いが危険な状態(画像:国土交通省近畿地方整備局姫路河川国道事務所)
国道2号「相生有年道路」区間の現状。大型車が多くすれ違いが危険な状態(画像:国土交通省近畿地方整備局姫路河川国道事務所)

 相生有年道路は、兵庫県の相生市から赤穂市にかけて計画されている全長約8.6kmのバイパス道路です。

 混雑緩和や交通安全の確保、騒音改善などを目的に、4車線(片側2車線)、設計速度80km/hで整備が進行中。

 現在は、相生市内の若狭野町入野から若狭野町八洞(はっとう)までの2.2kmが完成しています。

 2022年10月30日にはさらに、若狭野町八洞から、赤穂市手前の若狭野町若狭野までの1.5kmが、2車線から4車線に切り替わる予定です。

 国土交通省近畿地方整備局姫路河川国道事務所によると、相生有年道路の区間は、大型車の利用が多く、特に夜間の大型車比率は9割以上と極めて高い状況です。

 騒音値も昼夜を通して73~76dB前後であり、環境基準(昼70dB・夜65dB)を超過しているといいます。

 今回の整備では、歩道を広げて歩行者や自転車の安全性を高めるとともに、車道と歩道の間に遮音壁を設けるなどして騒音の改善を図ります。

 今回の拡幅により、相生有年道路の未整備区間は赤穂市側の4.9kmが残ります。このうち有年原交差点付近までの2.8kmは現道とは別ルートのバイパスで、有年小学校南交差点付近までの2.1kmは現道を拡幅する形で整備が進められます。

【画像】国道2号「相生有年道路」の位置と計画概要を確認する(11枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー