激レア「よ ナンバー」の正体判明! 「Yナンバー」と違い全国で20枚以下しか存在しない!実は知らない本当の意味とは
さらに激レアな「よナンバー」 勘違いされがちな…本当の意味は?
米軍における「退役軍人」の定義は、「退役=軍人や軍属が軍の所属を離れること」ですが、入隊して20年未満でやめる場合は「退役」(Retired)ではなく「除隊」(Discharged)という扱いになり、年金受給資格を得ることもできません。
退役軍人の法的身分は日米地位協定(SOFA)適用者ではなくなるので、在留管理官署での在留資格取得許可申請、住民基本台帳への登録が必要となります。
ただし、ミリタリーIDのうち、退役軍人に発行される「Retired ID」が発行されるため、米国はもちろん日本の米軍基地を自由に利用することが可能です.
そして、「よナンバー」車のオーナーが現役の米軍人だったころのナンバーは「Yナンバー」と思いそうですが、実は違っていて「Eナンバー」になります。
前述したように「E」がつくのはアメリカから米軍経由(米軍の輸送機などを使用して)日本の米軍基地に直接持ち込まれた米軍関係者の私有車両です。
なお、「Eナンバーは日本の自動車税などが『非課税』となる」などの情報がネットに散見されますが、筆者が国土交通省や自動車税管理事務所などに確認したところそれは間違いであることがわかりました。
非課税となるのは「環境性能割」(かつての自動車取得税)だけで、自動車税はYナンバーと同じ「米軍自動車税」(日本の自動車税より税額が低い)が適用され、自動車重量税、自賠責保険なども同様になります。また、ナンバープレートを取得(=日本で新規登録する)するための登録手続きは米軍基地内の車両登録課で必要書類(日本の車庫証明や委任状、印鑑証明などに相当する書類)を出してもらって登録します。
しかし、登録の手続き自体はそれほど困難ではないものの、日本の道路を走るに必要な「保安基準」を満たしているかの審査は通常のアメリカから持ち込まれた並行輸入車と同じ審査規程となるとのこと。米軍車両だからといっても日本のナンバーがつく以上は簡素化されるわけではないようです。
こうして登録されたEナンバー車の所有者が米軍を退役した場合に同じクルマに乗り続ける場合はナンバープレートが「E→よ」に変更されるわけです。
その後、新しくクルマを買う場合は「よ」ではなく日本人所有の一般的な「さ」「や」などのひらがなのナンバーになります。
国交省自動車情報課によれば「所属から退役証明が出るとほかの書類などと合わせて手続きをして、自動車ナンバーが変更されます。退役証明は憲兵隊が担当しており、そこで退役証明が出れば、『E→よ』に変更となります」
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クルマを買いかえれば「よ」ナンバーではなくなるため、「よ」が全国でわずか20台以下というのも納得です。
また、米軍における「退役」は20年以上勤めあげることが必須条件です。
日本の会社や団体などの多くが「大きな問題を起こさない限り定年まで在籍できる」のとは違って、米軍では各種の試験に合格することなども条件(規定の試験に2回不合格となると『予備役』行きになり恩給なども対象外で低賃金)となります。
そのため20年以上、軍に在籍=年金受給者の資格を得る&退役軍人、として認められるため、「よ」はとても名誉なナンバーといえるかもしれません。
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
昔 松本市でふざけたナンバー見たけど
アレちゃんとしてたのかな??
青いナンバーで
絵画展で見る様な数字だった、
文字・数字の書体と色は決められているので、それ以外の書体や色だと・・・。
E→よ、カタカナならヨ。
E→ヨは偶然か。