トヨタ「アルファード」ソックリ? 1000万円超えもある超豪華な「アメ車」ミニバン! ビュイック新型「GL8」に賛否!日本導入望む声も
GM・ビュイックの高級ミニバンとなる新型「GL8」が2022年8月19日に中国・上海で発表されました。トヨタ「アルファード」のような大きいグリルを持つミニバンですが、このクルマについて、SNS等ではさまざまな反響が集まっていますが、どのような声があるのでしょうか。
やっぱりアルファードに似てる? 新型高級ミニバン「GL8」
2022年8月19日、GM・ビュイックは新型高級ミニバン「GL8」を中国・上海にて発表しました。
その全長は5mを超える大きなミニバンで、アルファードのようにゴージャスな大型フロントグリルを持つこのクルマですが、SNSなどではさまざまな反響が集まっています。
「ビュイック」は、米国の「ゼネラルモーターズ(GM)」が製造・販売する自動車ブランドのひとつ。中国国内では、GMと「上海汽車」との合弁会社である上汽通用汽車(以下上海GM)がビュイック車の製造・販売を行っています。
そしてGL8は上海GMが中国で展開する高級ミニバン。1999年に中国で初めて導入され、ビュイックの中国で販売するラインナップの中で最も人気のあるモデルのひとつとなりました。現地では2022年8月度までに160万台が販売されています。
2022年8月に発表された新型GL8では、ビュイックが「より大きく、より表現力豊かになった」と表現するグリルを含めたフロントフェイスデザインの変更や快適機能のアップグレード、グレード追加などがおこなわれています。
パワートレインには最高出力約233馬力を発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。これに9速ATが組み合わされます。
ボディサイズは全長5219-5238mm×全幅1878mm×全高1799-1805mmです。
新型GL8は大きく分けて「Avenir」、「ES」、「Legacy」の3つのグレードに分かれ、それぞれエクステリアやインテリアの仕様が違います。
なかでも最上級グレードのAvenirは、独自の二重層クロムディテールによって補強された大きなグリルやビジネスクラスレベルの広さと快適さを確保するように設計された2列目シートなどが、存在感と高級感を引き立てています。
価格はAvenirが53万3900元(日本円換算で約1065万)から、ESが31万7900元(日本円換算で約634万)から、Legacyが23万2900元(日本円換算で約464万)からです。
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新型GL8について、SNS等ではさまざまな意見が展開されています。
一番多く見られるのは「アルファードとエルグランドを足して二で割った感じ」「ほぼアルファード」「いやもう完全にトヨタ」など、アルファードや日産「エルグランド」に似ているという意見です。
また「他の中国メーカーもアルファード顔の車両出てた」「中国でのアルファード顔人気がすごい」など、他メーカーもアルファードに似たデザインのクルマが出ていたことから、中国でのアルファード人気を感じているようです。
さらに「ビュイックがこんな事をするとは思わなかった」「アメ車っぽくない」など、上海GMのクルマといえど、アメリカの血が混ざっているGL8がアルファードに似たクルマを作るとは思わなかったという失望感もあるようです。
一方「個人的にはすごくかっこいいと思う!」「内装はGL8の方が高級感ある」「アルファードよりも丸みを帯びていて品を感じる」など、GL8の内外装デザインについて称賛する声もあり、日本でも一定の人気を得られそうな雰囲気もあります。
また「日本で売って欲しい」「アルファードばかりで退屈なので日本でも欲しい」など、日本導入を望む声もあります。
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GL8についてさまざまな意見が飛び出しましたが、「中国製だから何が起こるか分からない」「内装超豪華だが、故障無く乗れるのはいったい何年でしょうか?」「こんな大きな車で2リッターターボ?」と、日本人には未知な存在である中国製アメ車の品質について疑問を持つ声も多く見られました。
実際の耐久性などについては不明ですが、事実としてGL8が20年に渡り人気を保ってきたことから、「耐久性」も含めた一定の評価がされているのは間違いないところでしょう。
アルファードやGL8などがしのぎを削る中国の高級ミニバン市場が今後どのような形に発展していくのか、注目です。
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