トヨタ新型「シエンタ」は“モノが落ちにくいトレイ”も採用!? 気が利きすぎな数々の収納とは?
トヨタ新型「シエンタ」の車内にはさまざまな収納が採用されており、優れた使い勝手を実現。インパネ周辺の収納を中心に見ていきます。
オープントレイでもモノが落ちにくくできた工夫とは?
トヨタは、2022年8月23日に3代目となる新型「シエンタ」を発売しました。内外装が一新され、使い勝手の良さにも磨きがかかった小型ミニバンとして登場しています。
インパネにも、痒い所に手が届く機能を数々設定。その代表的なものを見ていきます。
ミニバンは多人数乗車する機会も多くあることから、なにかと車内のモノが増えがち。小物の収納位置・定位置が決まっていれば、車内もスッキリと見せることができます。
新型シエンタのインパネを見ると、助手席側に大型のトレイ「助手席オープントレイ」が採用されました。
ティッシュボックスが置けるぐらいの大きさですが、このトレイにはゴムバンドがかけられるフックが付属されています(ゴムバンドは別売り)。そのため、フックをうまく使えばモノが落下するのを防止できます。
ほかにも、フタ付きの収納として運転席アッパーボックスやグローブボックスといった装備を採用。フタのない収納も、運転席・助手席の小物入れ(カップホルダー)やシフトサイドポケット、フロントドアポケットが採用されました。
フロントドアポケットは、助手席側が1000mlサイズ1本分+500mlサイズ2本分のボトルホルダーを備えるという大容量サイズ。運転席側も1000mlサイズ1本分を用意しており、出先で買ったペットボトルの置き場所で困ることはなさそうです。
またポケット部に大中小の各ボトルサイズが入ることをわかりやすく図式化したピクトグラム表示が描かれているあたりに、開発者の遊び心を感じさせます。
2列目シート・3列目シートにも左右にボトルホルダーが用意されます。
袋をかけられるフックも、インパネに1個(回転式買い物フック)、運転席アームレストに1個(運転席アームレストフック、「Z」グレードに標準装備)を装備。
スマホの充電に便利な充電用USB端子も、1列目シート用に2か所(Type-C:1個、Type-A通信用USB端子:1個)、2列目シート用に2個(Type-C:2個)が装備されました(「Z」「G」に標準装備、「X」ではメーカーオプション。「X」は1列目シート用にType-C:2個を標準装備)。
ちなみに2列目シート用のUSB端子はフロントシートのシートバックに内蔵されており、すぐ横にある2個のスマートフォン用ポケット(「Z」「G」に標準装備、「X」ではメーカーオプション)も、充電のしやすさを高めています。
使う人の目線に立った数々の収納は、新型シエンタの魅力のひとつといえそうです。
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