「古いカーナビ」どう地図更新するの? 更新か買い替え…目処はいつ? イマイチ分からないナビ事情とは

現代のナビは自動更新機能付き?

 一方、近年徐々に普及しはじめている通信機能付きのカーナビでは、地図情報の更新が定期的におこなわれるため、常に最新の状態でナビを利用できるというメリットがあります。

 例えば、トヨタでは2018年に発売された「カローラスポーツ」と「クラウン」を「初代コネクティッドカー」と呼んでいます。

最近のクルマでは「ディスプレイオーディオ」といったカーナビ、オーディオ、各種サービスがひとつになったものが主流になりつつあり、通信機能により自動で地図更新をすることも
最近のクルマでは「ディスプレイオーディオ」といったカーナビ、オーディオ、各種サービスがひとつになったものが主流になりつつあり、通信機能により自動で地図更新をすることも

 トヨタでは2002年からテレマティクスサービスの「G-BOOK」を展開し、通信機能をもったナビによるさまざまなサービスの搭載を目指していました。

 その後、ホンダ「インターナビ」や日産「カーウイングス」など同様のサービスが展開されましたが、スマートフォンが登場したことによって、ナビに多くの機能を求めるユーザーは少なくなりました。

 そんななか満を持して登場した「初代コネクティッドカー」の両車では、DCMと呼ばれる車載通信モジュールを搭載。

 これにより、最新の地図への自動更新はもちろん、オペレーターによるコンシェルジュサービスや、緊急時の自動救急連絡などのさまざまなサービスを受けることができます。

 さらに、販売店や保険会社への走行データの共有なども可能としており、より便利なカーライフが実現できると期待しています。

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 こうした通信機能付きのカーナビでは、通信回線の契約が必要となりますが、新車購入時であれば初年度もしくは初回車検時までは無料というケースがほとんどです。

 ただ、無料期間終了後は年額1万3000円程度の費用が発生する点には注意が必要です。

 とはいえ、定期的に地図データを更新する手間が省けるばかりでなく、通信回線を活用したさまざまな機能を利用できるため、今後はこうした通信機能付きカーナビが主流になっていくものと考えられています。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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