トヨタが新型SUV「クラウンクルーガー」発表! 全長5m級「3列SUV」に「2リッター直噴ターボ」追加! ハイランダーに続き中国で登場
新たに2リッター直噴ターボが追加される「クラウンクルーガー」
そして今回、先に発表されたハイランダーに続き、一汽トヨタが展開する姉妹車のクラウンクルーガーにも2リッター直噴ターボが追加されました。
クラウンクルーガーにおける2リッター直噴ターボは、基本的に先に発表されたハイランダーと同一の仕様です。
また、ハイランダーと同じく外観にも大きな変更はなく、後ろに直噴ターボであることを表す「D-4ST」のエンブレムが追加された程度となっています。
この追加はもう一方の合弁会社(広汽トヨタ)と合わせるような形で施されていました。
とくに一汽トヨタでは先代ハイランダーの姉妹車を販売しておらず、広汽トヨタのような「4代目のハイブリッドと、3代目の直噴ターボを併売」というスタイルは不可能でした。
広汽トヨタが全モデルを現行の4代目に一本化したことにより、必然的に直噴ターボモデルを販売するチャンスが一汽トヨタにも舞い降りたことになります。

高級感あふれるルックスを持つハイランダー、そして北米向けスポーツグレードと同じスポーティーな見た目のクラウンクルーガー。
姉妹車関係の2車種が人気の高かった2リッター直噴ターボモデルも展開することで、同クラス内での競争力をさらに高めていくこととなるでしょう。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。





































