日産「AD」受注一時停止へ 15年のロングセラー商用車にもコロナ禍と半導体不足の波
日産は、「AD」の受注を2022年8月末日をもって一時休止すると発表しました。新型コロナウィルスの影響による物流の停滞や、半導体不足が原因といいます。
縁の下の力持ち「AD」販売休止
日産はビジネスバン「AD」の受注を、2022年8月末日をもって一時休止すると発表しました。
現行の「AD」は2007年1月19日に発売された4代目で、2022年で発売から15年となるロングセラーモデルです。
商用利用の多い「AD」ですが、昨今の世界的な半導体不足にともなう部品調達の遅延や、新型コロナウィルスの感染拡大によって起こされる物流の停滞と、不安定な世界情勢の影響を受けた部品の調達から販売までの一連の流れに混乱が起きており、車両の供給に多くの制約が出ているといいます。
こうした事態を受け、今後さらなる部品供給への不安が見込まれることから、これまでに受注している「AD」を確実に納車するため、2022年8月末日をもって受注を一時停止することに決定したそうです。
日産は「ご検討いただいているお客さまには、多大なるご迷惑をお掛けしますこと、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。ご注文の再開の時期につきましては、改めてご案内させていただきます」としています。
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