道路で“プール遊び” ご近所トラブル「道路族」は夏も活発!? 深刻化する被害とは? BBQや花火も!?

道路などで子どもたちが遊ぶ様子を見かけることがありますが、なかには周囲の住民に影響を及ぼすケースが発生。一部では「道路族」とも呼ばれていますが、具体的にはどういった被害が発生しているのでしょうか。

ご近所トラブル「道路族」は夏に活発!? その実態とは

 住宅街の袋小路になっている道路や、クルマや通行人などが通る道路で子どもたちが遊ぶ様子を見かけることがあります。
 
 道路上でボールを使って遊んだり、鬼ごっこやかくれんぼで奇声や大声を上げたりするなど、住宅街の周囲の住民に影響を及ぼすケースが発生しており、こうした近隣トラブルを起こす人々については「道路族」とも呼ばれています。
 
 道路族は、騒音のほか敷地内の勝手な侵入や、物を壊されるなど被害が大きいケースもあり、事態が深刻化しているといいます。では、具体的にどういった被害が発生しているのでしょうか。
 

道路でプール遊び!? 夏も活発な「道路族」の実態とは(画像はイメージ)
道路でプール遊び!? 夏も活発な「道路族」の実態とは(画像はイメージ)

 SNSでは、多くのユーザーが道路族に関する被害を訴えており、実際に被害に遭った1人であるドーナツ(@no_more_douro)さんは以下のように話します。

「過去に中規模の住宅地の袋小路に住んでいたのですが、この住宅地は未就学児から小学校低学年くらいの子どもが多く、袋小路の公道から大通りに続く道路での道路遊びが常態化していました。

 子どもたちは夜になっても遊んでいる日が頻繁にあったり、保護者は多いときで8人ほどが道路に集まって話している様子が見られました。

 何度か注意したこともありましたが、神経質なクレーマーのような扱いを受け、ストレスで身体を壊すことも多かったため、やむを得ず自宅を売却し引っ越しました」

 ドーナツさんのケースでは、子どもたちの近くに保護者がいるものの、集まって長時間にわたって会話しているほか、子どもたちの遊びがエスカレートしていても注意できる人がいないというのが道路族が減らない要因のひとつといえます。

 そんな道路族の実態は、気温の高い夏でも被害があるといいます。夏の道路族の実態について、ドーナツさんは以下のように話します。

「夏になると住宅街でのバーベキューが活発になります。

 住宅密集地で、皆さんほとんどが駐車場でやるので、隣家の駐車場からのバーベキューの煙が我が家の窓から入ってしまい、部屋が煙臭くなり、気付いて窓を閉め切らなければならないことが多々ありました。

 またビニールプールで遊ぶ様子も見られ、道路が遊びの延長線上になっているので、水着姿の子ども達がそのまま道路を歩いたり遊んだりしている場面にも出くわしたことがあります。

 ほかにも親子15人ほどが住宅街の道路で花火大会をしており、煙もそうですが、子ども達の奇声や絶叫もすごかったです」

 このように、プールやバーベキュー、花火などの夏の遊びを自宅周辺の駐車場などのスペースでおこなわれているケースも散見されるということです。

※ ※ ※

 道路族について、ドーナツさんは以下のような思いを訴えています。

「道路は遊ぶ場所ではありません。困っている人達が数え切れないほど存在します。

 住宅街では様々な生活スタイルの人が住んでいるので、社会のルールやマナーを守ってみんなが安心して生活できるようになってほしいと心から思っています」

 道路族は、警察による取り締まりがおこなわれているものの、効果は一時的であり完全に解決するのが難しい近隣トラブルであるのが実状といえます。

 しかし、道路族の被害を受けた人の声にもあるように、被害を受けた側は最悪の場合身体を壊してしまうなど、健康面にまで影響を及ぼす可能性もあります。

 道路は、あくまで公共の場であるため、周囲への配慮という意味でも利用時のマナーを守ることが大切といえます。

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2件のコメント

  1. 東北のある地域では逆にBBQをやってると近所の人が集まってきて酒盛りが始まってしまいます。
    数年前。お盆に親戚の家に呼ばれたので行ってみると普通では考えられない事態に。住宅地でBBQやってて煙も隣近所に流れていきますが、互いに気にしないどころか近所の人も参加してしまう。場所は道路ではなく道路に面した敷地内。多少道路に椅子などがはみ出ていますが通行には差し支えない程度。
    地域性もあるんだなと思った次第。逆にそういう関係であれば、こういったトラブルも無いんだろうなと。そういうノリに違和感の無い人は、苦情を入れる代わりに酒とつまみ持参で自分も混ぜろ!と言ってみるのも手なのかなと。都市部では無理でしょうけど、田舎では許容されているケースもありますね。
    あと、自宅から見えない場所で煙が上がっている場合は火事かもしれないということで消防に通報すると言う手もあります。かといってBBQと知っていて消防に通報するのは逆に本当の火事が別の場所で起きたときに出動が遅れるのでしてはいけません。

  2. 都会だからダメ、田舎だからオーケーのはずがありません。騒音は騒音です。
    下の方の地域は、底辺の集まりの道路族地帯だったんでしょう。「多少道路に椅子などがはみ出ていますが通行には差し支えない程度。」とか書いてる時点で、いかにもです。
    トラックとか来て轢かれても、自業自得でしょう。

    うちの裏の家は、BBQやる時も本当に静かなので感謝してるくらいです。今年も楽しみだね〜☺️って感じですが。
    前の奴らは最低です。
    ビニールプール出して、人間猿が集団で金切り声をあげ、狂ったように騒ぐ。
    自分の庭なら何してもいいって事にはなりません。ほんっとに大迷惑。

    道路族MAPに1万件は晒されてますが、こいつらの特徴は、歩いて1分の公園や、近くの市民プールや、海、キャンプ場へ行く知性が、消滅してるということです。
    面倒だから連れていかず、ガキは本能のまま奇声あげさせ放題。大人が奇声あげてる事も。(衝撃)

    これら人間猿と比べ、吠えない犬・散歩に連れてって貰える犬・ドッグランなど場所を選んで遊ぶ犬が、どれだけ知性が高く、恵まれてるか分かりますね。

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