ブレーキから「うるさい」キーキー音! 迷惑になるだけでなく事故のリスクも! その原因と対策とは
ブレーキパッド、ディスクロータの交換時期はいつ頃?
ブレーキパッドやディスクロータは消耗品となりますので使えば減っていきますが、エンジンオイルのように走行距離や期間で決めることが困難です。
それはどんな道を走行するのか、フットブレーキはどの程度掛けているか、クルマはどんなタイプなのか等、使用条件によって摩耗量にばらつきがあるためです。
頻繁にブレーキをかけるのであれば、パッドを2~30000kmで交換が必要になるかもしれませんし、逆にブレーキを使わない定速走行ばかりですと50000km以上乗っても交換が必要ない場合もあります。
なので、交換時期は目視点検による残量チェックで見極めることになります。
ブレーキパッドは摩擦材の厚さが残り2mm、ブレーキシューは残り1mmを限界値とし、そこに到達するまでに交換をしていくことが推奨されます。
ディスクロータは摩耗限界値という数値が記載されており、交換時期が判断できます。
基本的には片側0.75-1mm(総厚さ1.5-2.0mm)の摩耗量が交換時期となり、目視で見て外周の端部と表面部に段差が出来ていると注意が必要です。
頻繁にチェック出来れば良いですが、なかなかそうともいかないのも現実です、やはり「キーキー音」の有無がひとつの目安となるでしょう。
※ ※ ※
クルマのブレーキ異音は「ブレーキ鳴き」と言われますが、キーキー音をはじめブレーキ時の音が普段と少しでも違うとブレーキ鳴きと考えておくべきです。
早期に対処すれば事故の未然防止や余分な修理費用も抑えられる可能性があります。
不快なドライビング環境を無くすためにも、ブレーキの状態に注意を払い、ブレーキ鳴き対策を施すことをおすすめします。
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