日帰り旅行、移動手段はどうする？

　いわゆる県民割・ブロック割といった観光支援事業が拡大傾向にあるなど、コロナ禍で冷え込んだ観光ブームが復調する兆しが見えはじめています。もうすぐ始まる夏休みシーズン、日帰り旅行を計画している人も少なくないのではないでしょうか。

　日帰り旅行において、考慮しなければならない要素のひとつに「クルマ」と「公共交通機関」をどのように使うかがありますが、最新の旅行ユーザーはどのように考えているのでしょうか。

　パーク24が、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に日帰り旅行に関するアンケートを実施。結果を2022年6月9日に発表しました。

　まず日帰り旅行の行き先を決定するタイミングとして「1年より前」から「当日」まで6つの選択肢から聞いたところ、「1か月から1週間前」が最多で41％、2位「1週間前から前日」（30％）、3位「3か月から1か月前」（20％）と続く結果となりました。

　次に、日帰り旅行での移動手段を「クルマのみを使う」「クルマと公共交通機関を組み合わせる」「公共交通機関のみを使う」の3択で質問（「クルマ」は自家用車・カーシェア・レンタカーすべて含む）。

　その結果、「クルマのみを使う」が最多で64％、2位「クルマと公共交通機関を組み合わせる」（23％）、3位「公共交通機関のみを使う」（13％）と続きました。

　前述の質問で「クルマのみを使う」「クルマと公共交通機関を組み合わせる」と回答した人に、クルマを使う理由を聞いたところ（複数回答可、以下同様）、「旅行先での移動手段としても使用できる」が62％で最多、2位「自由にプランを変更できる」（60％）、3位「荷物の量を気にしなくて良い」（50％）、4位「時間の制約がない」（47％）、5位「雨天でも移動しやすい」（41％）と続いています。

　一方、「公共交通機関のみを使う」（日帰り旅行でクルマを使わない）と回答した人にクルマを使わない理由を質問したところ、「クルマの方が費用が高くなる」が最多で41％を記録。

　2位「お酒が飲めなくなる」（40％）、3位「渋滞などで時間が読めない」（35％）、4位「運転に自信がない」（20％）、5位「目的地周辺に空いている駐車場があるか心配」（19％）と続いています。

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　コロナ禍における旅行では、他者との接触機会を減らす狙いとしても、クルマを活用するのは理にかなっているのかもしれません。