赤い「三角形ボタン」はいつ使う? 感謝と渋滞を知らせる「ハザードランプ」本来の使い方は異なる? 「使うべき」条件はどうなっているのか

感謝を伝える「サンキューハザード」と渋滞最後尾の合図は使うべき?

 混雑している道路上への合流時や片側二車線以上での車線変更時などに間へ入れてくれたクルマに対し、ハザードランプを使って「ありがとう」の意志を伝えることを「サンキューハザード」といいます。

 サンキューハザードは慣習として一般化しており、ドライバー同士のコミュニケーションツールとなっています。

 元々高速道路上のトラックドライバー同士のコミュニケーションとして挨拶代わりなどに使われていたのが浸透したといわれています。

 前述の通りハザードランプは本来、危険を回避するために使用することが想定されているため、単にコミュニケーションをするためでは、法令に定めのない使い方です。

 では、サンキューハザードは使わないほうが良いものなのでしょうか。首都圏の警察署交通課の担当者は「サンキューハザード」について次のように話します。

「サンキューハザードなどは、本来の使い方としては正しい行為とはいえません。

 とくに地域によっては、ハザードを点灯する意図が異なる可能性もあり、むやみに使うことは控えたほうがいいかもしれません。

 一方でハザードの使い方に関して、高速道路の渋滞時に後続車へ危険を知らせる『渋滞最後尾のハザード』を推奨している都道府県警察や団体もあります。

 そのため、その場所に応じて適切に使用頂ければ良いかと思います」

高速道路の渋滞時には「渋滞最後尾ハザード」を推奨している団体もある
高速道路の渋滞時には「渋滞最後尾ハザード」を推奨している団体もある

 サンキューハザードに関しては、危険回避の目的ではないため教習所で教わることもなく意味を理解していない初心者運転手が混乱する可能性も考えられます。

 実際に自動車教習所の教官は次のように話しています。

「教習所では、道路交通法に則った内容を指導しています。

 しかし、実際のクルマ社会ではサンキューハザードや渋滞最後尾の合図などとして使われていますので、そういった事例もあるということは教えています」

※ ※ ※

 このように、感謝を伝えるサンキューハザードや、渋滞を知らせる最後尾ハザードは、円滑な交通社会には必要なものともいえますが、初心者ドライバーや地域毎の週間によっては、かえって事故やトラブルを誘発することも考えられます。

 そうしたこともあり、ハザードの使い方は周囲に合わせて使用することが望ましいといえます。

【画像】サンキューハザードならぬ「サンキュークラクション」 使うべき場所を見る!(21枚)

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コメント

2件のコメント

  1. こんなことを記事にしないといけないほどハザードの使い方がわからない奴はいないだろ!

  2. サンキューハザードは絶対に使いません!
    本来の使い方とはかけ離れています。
    私は、合流のウインカーを出しながら手も出します。入れてくれたら手を上げてお礼をします。しばらく前まで皆さん手で合図してましてましたけど。
    礼儀を知らないバカ者が多いですね🐭