超ド級な高級SUV「紅旗・HS7」が日本ナンバー取得! 純中国製SUVが公道デビュー

ついに高級SUV「HS7」 日本ナンバー取得!

 HS7は、2019年に登場した高級SUVでHシリーズのSUVの中間的役割を担っており、これ以外には「E-HS3」、「HS5」、「E-HS9」が展開されています。

 ボディサイズは全長5035mm×全幅1989mm×全高1778mm、サイズ感としてはアウディ「Q7」に近い形となり、国産車でいえばレクサス新型「LX」の車高を少し低くした感じです。

 パワートレインはH9同様、2リッター直列4気筒ターボエンジン(CA4GC20TD型)と3リッターV型6気筒スーパーチャージャー付きエンジン(CA6GV30TD型)の2種類をラインナップ。

 また、トランスミッションや駆動方式にも細かな違いがそれぞれにあります。

 2リッターターボモデルは全グレードとも前輪駆動に7速DCT、3リッタースーパーチャージャーモデルは全グレードとも四輪駆動に8速ATが組み合わされており、今回日本に上陸したHS7の第一号車は3リッタースーパーチャージャーモデルの7人乗りになります。

 現代の高級車には欠かせない「ドライバーモニタリングシステム(DMS)」、「ブラインドスポットモニタリング(BSM)」、「前方衝突予測警報(FCW)」、「車線逸脱警報(LDW)」、「車線維持支援システム(LKA)」、「標識認識機能」、「衝突回避ブレーキ」などの安全装備も万全。

 360度モニターやアダプティブクルーズコントロールに加え、最上級モデルには自動駐車システムなどの快適装備も充実しています。

日本初上陸となった紅旗「HS7」 コンテナから降ろされる様子(写真提供:加藤ヒロト)
日本初上陸となった紅旗「HS7」 コンテナから降ろされる様子(写真提供:加藤ヒロト)

 HS7はH9同様、排出ガス試験や加速走行騒音試験などの試験に合格させる必要がありましたが基本的にパワートレインはH9と同様なので、これらの試験に合格させるのは容易であったとのことです。

 それに加え、保安基準へ適合させるための改善作業も数箇所に施し、無事に車検合格、晴れて日本で自家用車としての登録が実現しました。

 H9やHS7以外の車種も続々と注文が入ってきていると輸入元はいいます。

 今後、ますます中国の最高級車が日本で見られる機会が増えていくことでしょう。

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