「いや誰やねん!」 21人兄弟「宮古島まもるくん」の顔がコワすぎる!? 交通安全意識高める謎の人形とは
交通安全のために全国各地にはさまざまな啓蒙人形が設置されていることがあります。そのなかで、宮古島のアイドルともいえる「宮古島まもるくん」という人形がいますが、いまでは観光地化されるほどの人気を誇るといいます。
宮古島のアイドル?宮古島まもるくんって?
沖縄県にある宮古列島の道路など、各所に設置されている「宮古島まもるくん」。
今や宮古島におけるある種の観光スポットとなっていますが、一体「宮古島まもるくん」は何者なのでしょうか。
日々、交通安全のためにさまざまな取り組みをおこなっている警察ですが、地域によっては警察官の人数が足りず、警察官型人形を設置することで市民の交通安全意識を高めるということもあるようです。
その例として挙げられるのが「宮古島まもるくん」です。
その名のとおり、沖縄県にある宮古列島の道路などに設置されている警察官型の人形で、宮古地区交通安全協会によって管理されています。
ただ、宮古島まもるくんは、そのほかの警察官型人形とは少々異なっています。
SNS上では「宮古島まもるくんは、私の中ではご当地キャラというよりも悪霊や妖怪のカテゴリーに分類される」、「宮古島まもるくん白すぎてちょっと怖い(笑)」、「宮古島まもるくん、夜見たら結構怖いだろうな」というように、見た目のインパクトに衝撃を受けている様子が多く見られます。
そのような宮古島まもるくんですが、一体何者なのでしょうか。
宮古島まもるくんの正体について、宮古島の警察担当者は「平成3年に誕生したという設定であり、現在では21基存在しています。名前がそれぞれ異なり、顔もそれぞれ特徴的なので、それぞれ見比べて見てください」と話します。
実際に宮古島まもるくんが宮古島に設置されるようになったのは、1996年からとのことですが、385(みやこ)の語呂から、1991年(平成3年)8月5日が「誕生日」となっているといいます。
宮古島まもるくん以外にも、「宮古島まる子ちゃん」「宮古島すすむくん」など、それぞれに名称がつけられており、ひとつひとつを手作業で塗装していることから、顔の造りはそれぞれ異なっています。
そんな宮古島まもるくんの「仕事ぶり」について、前出の担当者は次のように評価します。
「宮古島まもるくんは、宮古島のさらなる交通安全啓発のために生まれたものですが、さまざまなメディアにも登場するなど精力的に活動しており、ぜひ宮古島の交通安全を今後も守っていってくれればいいなと思っています」
実際に、宮古島まもるくんは今や宮古島のアイドルともいえる人気であり、SNSでは「宮古島まもるくんと記念撮影した!」、「宮古島まもるくんと記念撮影したことがないから、今度宮古島行ったら写真撮ろう」というような声が多く見られ、ある種の観光スポットとなっている様子がうかがえます。
また、宮古島まもるくんは、鉛筆やボールペンなどの文房具やCD、キーホルダーなど、さまざまな展開がされており、交通安全の啓発という役割を超えて、宮古島で大活躍しています。
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ちなみに、「宮古島まもるくん」には、「リアル宮古島まもるくん」と呼ばれる顔を白塗りにした人物も存在するそうです。
リアル宮古島まもるくんは、宮古島のさまざまな文化に触れたり、宮古島のおすすめサイクリングスポットなどを紹介していたりと、さまざまな宮古島の魅力を伝えているようです。
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