えっ!? 3時間駐めたら1万円超え!? 東京にクルマで来ても安心して駐車する方法とは?
休日稼働していないパーキングメーターに駐めても違反にならない場所がある
次に休日に稼働が停止し、かつ駐車しても違反とならないパーキングメーターやパーキングチケット設置道路への駐車です。
警視庁はインターネットに「時間制限駐車区間案内地図」を公開しており、このうち「(土曜)日曜、休日を除く曜日の利用可」と示されているものには、稼働時間以外の駐車が違法となるもの、合法となるものの双方が含まれています。
こちらもGoogleストリートビューで、該当地域の実際の規制標識を確認すれば、稼働時間以外の駐車の可否が判断できます。
見分け方は原則として「道路の左側に駐車枠があり、時間制限駐車区間の標識のほかに駐車禁止の標識がないところ」です。
さらにごく限られたエリアですが、東京都心にも「休日は駐車禁止ではない道路」があります。前述のパーキングメーターやパーキングチケット設置道路と同じく、利用できます。
もちろんこうした方法はすでに広く知られていることから、繁華街から徒歩圏は“早い者勝ち”となり、空きがないことが多々あります。その場合に有力なのが、タクシーの併用です。
じつは東京のタクシーは初乗りが安く、1052mまで410円、そして距離加算は237mで80円です。つまり1km以上離れたところにクルマを止めても、1000円未満で往復できるのです。繁華街のど真ん中にクルマを止め、3000円、4000円という駐車料金を支払うより、トータルでは安価に駐車できることになります。
なお、駐車が認められているこうした道路でも、昼間12時間以上、夜間8時間以上の「長時間駐車」については、自動車保管場所法(車庫法)で違法とされるので、ご注意ください。
最後に、車高が1.55m未満のクルマについては、あえてオフィス街などの機械式立体駐車場を使うという方法があります。
現在、日本のクルマはミニバンが主流で、“背が低いクルマ”の多くは一部の軽自動車や営業用の社用車です。
そのため、休日の稼働率が低くなる機械式立体駐車場では、低廉な上限料金を設定しているケースが多々あるのです。そうしたクルマに乗っている人は、ぜひ活用しましょう。
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