「ゴツ軽トラ」感ある!? レトロな新型「エックスバス」量産化フェーズに突入! キャンプ仕様にも注目
ドイツの「エレクトリック・ブランズ」社は、新型EV「エックスバス(XBUS)」を2022年中に現地で納車開始するとアナウンスしています。個性的なデザインも特徴的ですが、どのようなEVなのでしょうか。
用途を選べる各「モジュール」を設定
ドイツのEVメーカー「エレクトリック・ブランズ」社は、2022年4月20日(現地時間)に公式SNSを更新、プロトタイプモデルを発表していた新型EV「エックスバス(XBUS)」が量産化フェーズに入ったと発表しました。
エックスバスはボディサイズが全長3945mm×全幅1633mm×全高1963mm(プロトタイプ、標準仕様)。フロント部にボンネットは無く、日本の軽商用車にも通ずるデザインが採用されています。
エレクトリック・ブランズ社は、市販モデルのエックスバスに搭載される駆動用バッテリーとして、バッテリー容量15kWhのものが内蔵されるほか、交換可能な追加バッテリーとして15kWhのものを2個搭載するとしています。
一充電航続可能距離は、容量15kWhあたり200kmを確保。そのため、追加バッテリーを2個搭載した状態でエックスバスは最大600kmが走行可能だということです。
また、エックスバスは軽トラックでいう荷台部分に配される「モジュール」を選択することで、ユーザーのさまざまな用途に対応可能。
荷物の積載量や乗車定員の加減ができるほか、ソロキャンプもしくは2人でのキャンプにぴったりな「キャンパー」モジュールも用意するなど、趣味用途にも活用できるということです。
また標準仕様のほかに、SUVテイストのあるオフロード仕様を設定。
標準仕様が最低地上高200mmに設定されるのに対し、オフロード仕様は240mm(最低値)まで拡大され、悪路走破性が向上するということです。
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エレクトリック・ブランズ社は、サプライチェーンの遅延に伴い、当初予定していた販売開始時期(2022年中に納車開始)を延期することもアナウンス。延期期間はエックスバスの改良に費やされるといいます。
もうEVしか買えるものがなかったらコレにしたいけど、日本の大手自動車メーカーのディーラーが販売と修理もやってくれないと困りますね。少なくとも主要都市に1軒無いと壊れたときにどうしようもなくなる。